社会基盤学コース Course of Civil Engineering

深海の謎を解き明かしたい!

大きなダムや橋を造りたい!

多岐にわたる領域をカバーする、社会基盤学。

シビルエンジニアリング(社会基盤学)がカバーする領域は、公共交通施設、公共防災施設、ライフライン、公共処理施設等、21世紀においても持続的発展が可能な社会を実現するための社会基盤施設のパブリックデザイン、防災・減災の技術、環境の保全・再生技術、資源の循環・再利用技術など多岐にわたります。

国境を超え、あるべき姿の地域・都市計画を研究する。

社会基盤学コースは、従来の土木工学科を社会情勢の変化に対応した教育プログラムへと一新するコース再編で誕生しました。育成を目指すのは、国際的に通用する高度な専門知識とプロジェクトリーダーとなるためのコミュニケーション能力や意見調整能力を身に付けたエンジニアや研究者です。

学生の声

スケールの大きさで勝負!!

森 瑛
環境社会工学科 社会基盤学コース4年
(愛知県立一宮高等学校出身)

土木事業の特徴の一つとして、規模が大きいということが挙げられます。自分が学んだことが、何十年もかけて、想像もできない大きなダムや橋となって帰ってきます。そのようなスケールの大きいところに魅力を感じてこのコースを選びました。世界に誇れる日本の土木技術の中でも、基礎となる力学や材料学を学んでいますが、将来的は、このコースで学んだ基礎を生かして、誰もが安心できる社会基盤を創り上げていきたいです。

大学院生の声

未知なる“深海”を知る 第一歩に

和田 萌実
大学院工学院 環境フィールド工学専攻
修士課程2年

地球の約70%を覆う海の底にどのような地形が広がっていると思いますか?実は、陸上と同じように、土石流が発生することで峡谷が形成されているのです。私は、3.11の際に東北沖で発生した深海方向に加速する土石流を例に、土石流の性質およびメカニズムについて、実験およびコンピュータを用いた数値計算によって明らかにしています。未知なる現象をたくさん持つ“深海”を知る第一歩になると信じて、日々研究に取り組んでいます。

こんな人におすすめ

シビルエンジニアは、国際的なプロジェクトを取りまとめる役割を担うことが多く、また、プロジェクトの多くは世界で初めて取り組まれる問題を含んでいます。難しいプロジェクトを長期にわたって遂行するためには、困難を乗り越えるための柔軟な発想と粘り強い忍耐力、コミュニケーション能力やリーダーシップが必要です。社会のために役立ちたい、より多くの人々がより良い生活を送れるよう何かをしたいという社会的使命感とともに、フロンティアスピリットに裏付けられた大胆な発想を持ち、「どうせやるなら大きいことをやりたい」、「リーダーになりたい」という大志を持った意欲溢れる人を歓迎します。

カリキュラムの特徴

社会基盤を支えるプロジェクトに携わる人材を育成。

土木工学を基礎として、安全で快適な社会活動に必要不可欠な空間・環境を創造するための基盤となる公共交通施設、公共防災施設、ライフライン、公共処理施設などの諸施設の計画、建設、維持管理、再生に関する技術、地震や津波、異常気象や洪水、台風や高潮などの自然の外力を予測するための技術、それらの背景にある構造力学・土質力学・材料科学・水理学・計画学にかかわる専門知識と基礎技術を学び、自然環境と共生できる社会基盤を作るための基礎学力を身に付けます。また、創造性・国際性豊かなエンジニアを育成するために、コミュニケーション能力とデザイン能力、グローバルな視点と工学的倫理観を養う幅広い教育を行っています。

社会基盤学コース カリキュラム

1年次(総合教育部)
全学教育科目
●教養科目(文学、芸術、歴史等) ●外国語科目 ●基礎科目(数学、物理、化学、生物) ●情報学  など
2年次
学科共通科目・コース専門科目
●応用数学Ⅰ ●応用数学演習Ⅰ ●コンピューティング演習 ●構造力学Ⅰ・Ⅱ ●土の力学Ⅰ ●基礎図形科学 ●構造力学演習Ⅰ・Ⅱ ●技術者倫理学 ●水理学Ⅰ ●水理学演習Ⅰ ●土木計画学 ●コンクリート構造学  など
3年次
コース専門科目
●測量学 ●環境フィールド学実習 ●土木工学創成実験Ⅰ・Ⅱ ●水理学Ⅱ ●土の力学Ⅱ ●土の力学演習 ●科学技術英語演習 ●国際プロジェクト論 ●橋梁工学 ●土木計画学演習 ●構造設計論 ●構造動力学 ●地盤基礎工学 など
4年次
コース専門科目
●卒業研究 など
修士課程・博士後期課程
大学院工学院環境フィールド工学専攻
●応用流体力学特論 ●水資源管理工学特論 ●沿岸生態環境工学特論 ●環境コンクリート工学特論 ●地盤解析学特論 ●沿岸波動力学特論 ●流域土砂管理工学特論 ●環境機能建設材料特論 ●地盤動力学特論 ●地盤防災特論 ●環境フィールド工学特別演習(修士課程) ●環境フィールド工学特別研究(博士後期課程) など
大学院工学院北方圏環境政策工学専攻
●リスクアセスメント特論 ●寒冷地構造力学特論 ●社会基盤施設管理工学特論 ●環境創生構造学特論 ●ライフサイクル特論 ●メインテナンス工学特論 ●環境振動工学特論 ●社会基盤システム計画学特論 ●建設マネジメント特論 ●計画数理学特論 ●北方圏環境政策工学特別演習(修士課程) ●北方圏環境政策工学特別研究(博士後期課程) など

卒業生からのメッセージ

常に挑戦し、より良い答えを。


三重県の工事現場にて
影山 希世さん
国土交通省 中部地方整備局 紀勢国道事務所 工務課
2008年3月
工学部土木工学科 卒業

工学部を卒業後、国土交通省に入省し、国の河川事業や道路事業に携わってきました。主に河川の堤防や護岸、トンネル、橋などを、多くの方々と協力して建設しています。自然を土台にして物を作る場合、同じ設計になることはありません。現地調査をし、その土地の環境に合わせて設計するので、必ず毎回オーダーメイドになります。だから発生する問題も毎回違い、模範解答がない場合も多々あります。それらの問題に一つ一つ挑戦し、答えを出していくことが重要な仕事です。工学部では、グループで橋のデザインを考えてプレゼンしたり、自分たちで工夫して実験を行うなど、とてもやりがいを感じながら授業に取り組むことができました。仲間と協力しながら、より良い答えを作り出すという経験は、今の仕事に生かされていると思います。工学部の友人の多くは、主にゼネコンや設計コンサル等に就職し、日本だけでなく世界で活動しています。友人の活躍する姿は、自分も負けていられないという気持ちにさせてくれます。皆さんも、北大で興味のあることに挑戦し、良き師や友人と出会ってください。

卒業後の進路

国家公務員・地方公務員・シンクタンク・コンサルタントなどにおける政策立案者、JR・電力・高速道路会社・建設業などにおける専門技術者、大学や研究所などでの教育・研究者、デベロッパーや国際協力機構などにおけるプロジェクト担当者など幅広い分野で活躍しています。特に海外で活躍する人が多いのが本コースの特徴です。

取得可能な資格

■高等学校教諭一種免許状(理科・工業)
■測量士・測量士補
■甲種消防設備士(受験資格)
■火薬類取扱保安責任者(試験科目一部免除)
■コンクリート技士(受験資格)
■コンクリート主任技士(受験資格)
■コンクリート診断士(受験資格)
■建設機械施工管理技士(受験資格)
■土木施工管理技士(受験資格)
■建築施工管理技士(受験資格)
■電気工事施工管理技士(受験資格)
■管工事施工管理技士(受験資格)
■造園施工管理技士(受験資格)
※資格の取得には指定科目の修得や、卒業後に実務経験が必要なものもあります。

産業別就職状況

※産業別就職状況・主な就職先は、2015年3月卒業者・大学院修了者を集計したもの。

主な就職先(50音順)

●秋田県 ●アルファ水工コンサルタンツ ●安藤・間 ●いであ ●大林組 ●沖縄県 ●小樽市 ●鹿島建設 ●神奈川県 ●川金コアテック ●寒地土木研究所 ●国土交通省 ●札幌市 ●清水建設 ●首都高速道路 ●JFEエンジニアリング ●JPOWER ●JR西日本 ●JR北海道 ●大成建設 ●東京都 ●東芝プラントシステム ●戸田建設 ●富山県 ●ドーコン ●パシフィックコンサルタンツ ●東日本高速道路 ●北海道 ●北海道開発技術センター ●北海道銀行 ●北海道電力


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