学科・コース Courses

システム技術で人間・社会の
安心安全・エコを実現する。

ロボット、電気自動車、電力ネットワーク、人工衛星
全体として洗練されたシステムを生み出す技術を学び、
人間・社会の安心安全を実現する人材を育成します。

電気・情報系と機械系の融合システムを総合的に構築。

人型ロボットやGPSシステム、ハイブリッドカー、リニアモーターカーなど、現代を代表する技術では、個々の構成要素の性能・品質はもちろん、これらをいかに組み合わせて最適化させるかが大きなポイントです。
そのため、電気・情報系と機械系を高度に統合するための研究・開発が重要視されています。

ジェネラリストとスペシャリスト、双方の能力を磨く。

環境にやさしいエネルギーの実用化、災害による被害の最小化、人間と技術との協調……
このようなシステムを創成し、安全で豊かな社会を実現するために、本コースでは、多様なシステムを総合的にとらえるジェネラリストの能力と、各システムに精通したスペシャリストの能力を養います。

ハードウェア技術とソフトウェア技術を両輪とした教育。

情報科学とエレクトロニクスを基礎として、ハードウェア技術とソフトウェア技術を両輪とした教育を行っています。カリキュラムとしては、ソフトウェアを応用した科目とハードウェアを応用した科目の他に、ソフトとハードを駆使する科目として、ロボティクスやディジタル制御などがあります。また、基礎的科目の理解を深め、総合的・創造的能力を培うため、ロボット制御、電気システム、フィールド情報に関する長期実験を行います。

コース カリキュラム

1年次(総合教育部)
全学教育科目
●教養科目(文学、芸術、歴史等) ●外国語科目 ●基礎科目(数学、物理、化学、生物) ●情報学
など
2年次
学科共通科目・コース専門科目
●応用数学I・II・III ●力学基礎 ●計算機プログラミングI・II ●応用数学演習I・II ●計算機プログラミング演習 ●電磁気学 ●電気回路 ●情報数学 ●線形システム論 ●電子回路 ●ディジタル回路 ●応用電気回路
など
3年次
コース専門科目
●情報モデリング ●画像計測工学 ●システムデザイン ●最適化理論 ●ロボティクス ●電気機器学 ●電気制御システム実験I・II ●ディジタル制御 ●空間フィールド情報学 ●電気エネルギー工学 ●ディジタル形状設計 ●パワーエレクトロニクス ●システムマネジメント ●計算知能工学 ●メカトロニクス基礎
など
4年次
コース専門科目
●卒業研究
など
修士課程・博士後期課程
大学院情報科学研究科システム情報科学専攻
●システム制御理論特論 ●ディジタル幾何処理工学特論 ●ヒューマンセントリックシステム特論 ●システム環境情報学特論 ●電気エネルギー変換特論 ●電力システム特論 ●電磁工学特論 ●知能システム特論 ●システム展開情報学特論 ●リモートセンシング情報学特論 ●デジタルヒューマン情報学特論 ●システム情報科学特別演習I・II ●システム情報科学特別研究
など

総合力を養う

総合理系1年に履修したプログラミングの授業で己のアイデアを形にする喜びを知り、学部移行の際にはプログラミングでモノを動かしたりできそうという印象でこのコースを選びました。ソフト・ハード両方を学べるというのが特色で、実験ではソフト上に表現した思考を直にハードとして形をもたせて現せるため、その意味でひときわ自由なものづくりのできる場所なのではないかなと思います。また幅広い知識を得てシステム全体を見渡すような視点を持つことのできるコースなので様々な分野に興味を向けることができるというのも魅力の一つです。

本山 風馬
情報エレクトロニクス学科 電気制御システムコース4年
(神奈川県立湘南高等学校出身)

人型ロボットが複雑な環境で
行動できるように

機械学習を用いたヒューマノイドロボットの物体操作行動選択に関する研究をしています。災害現場で活動する際、ヒューマノイドロボットが遭遇する環境は既知とは限らないため、自律的な行動の選択・実行が望まれます。機械学習は未知の状況に対する解決策の一つで、これにより状況に応じた適切な行動を選択し、がれきの撤去をより迅速に行うことを目標としています。より複雑な環境への対応に向けて研究を続けています。

井上 聖菜
大学院情報科学院 情報科学専攻
システム情報科学コース
修士課程1年(立命館慶祥高等学校出身)

国際宇宙ステーションのシステム開発

私は国際宇宙ステーション(ISS)の日本実験棟「きぼう」の機器開発や高機能化を行っています。有人宇宙機のような大規模で複雑なシステムに対応するには、一つの専門性だけでなく、幅広い分野の知識と対応能力が求められます。例えば、「きぼう」の維持に不可欠な排熱用のポンプが故障した時には、この日本初の有人宇宙施設を守るため、故障に関する技術検討だけでなく、NASAとのISS全体の排熱に係わる調整、ロケットや打上げ補給船との調整、工場での機器打上げ準備、宇宙飛行士が使う手順の検証などを1週間で行い、「きぼう」に致命的なダメージを与えることを回避できました。このように、日々さまざまなトラブルへの対応が必要ですが、大学において、電気電子の基本的な知識に加え、様々な分野の知見を組み合わせて新たなものを造り出す考えを学んだことが役立っています。みなさんもぜひ、大学で様々な分野を学び、思い描く夢の実現に繋げていってください。

鈴木 智美さん

国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構
有人宇宙技術部門 きぼう利用センター
2006年3月 工学部 システム工学科 卒業
2008年3月 大学院情報科学研究科 システム情報科学専攻 修士課程 修了

卒業後の進路

産業界の幅広い領域で技術・製品の研究開発やシステムの設計・運用などの技術者・研究者として活躍しています。就職先の主な業種は、電機・家電、電力、情報通信、自動車、建設・重工、精密機器などなどのあらゆる分野に及び、求人は景気の動向に左右されず安定しています。

産業別就職状況

※産業別就職状況・主な就職先は、2019年3月卒業者・大学院修了者を集計したもの。

主な就職先

●アズビル ●SAPジャパン ●エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ ●LGエレクトロニクス ●NYK Bussiness Systems ●オークマ ●関西電力 ●KDDI ●ジャパンテクニカルソフトウェア ●新菱冷熱工業 ●鉄道総合技術研究所 ●電源開発 ●東京電力ホールディングス ●豊田合成 ●名古屋工業大学 ●日産自動車 ●日鉄ソリューションズ ●日本信号 ●日立製作所 ●富士通 ●本田技研工業 ●三菱スペース・ソフトウェア ●三菱電機 ●安川電機 ●山口大学 ●リコーITソリューションズ

取得可能な資格

■高等学校教諭一種免許状(数学・理科・情報)
■電気主任技術者(学科試験免除)
■建設機械施工管理技士(受験資格)
■建築施工管理技士(受験資格)
■電気工事施工管理技士(受験資格)
■管工事施工管理技士(受験資格)
※資格の取得には指定科目の修得や、卒業後に実務経験が必要なものもあります。

歩行ロボットを作ってみたい人、ハードウェアとソフトウェアを自在に駆使するシステムエンジニアを目指す人、エネルギー問題や環境問題に取り組みたい人などに向いています。持続的発展が可能な社会を自ら築いていこうとする意思、新しい技術を切り拓いていく発想力と柔軟な思考能力、環境と調和したシステムを創成できる高い感性を持った人、理学・数学・エレクトロニクス・情報科学の基礎知識を習得するとともに、科学や技術の新しい成果に対する旺盛な知的好奇心がある人を望みます。

c0205_fig04

キーワード

スマートグリッド太陽光・風力発電超電導パワーエレクトロニクスバイオガスプラント環境モニタリングエネルギーハーベスティングハイブリッド自動車用モータ災害に強い電力システム災害情報システム防犯防災システム手術シミュレータ介護支援ロボット医療支援システムスマートセンシング進化型最適化デジタルヒューマンモデルヒューマノイドロボット生体運動計測ヒューマンインターフェースGPS長距離ICタグワイヤレスセンシング社会インフラシステムパワースーツ環境3次元レーザ計測コンピュータビジョン情報機器ユーザビリティ評価技術GIS・リモートセンシング都市環境3次元モデリング航空レーザ計測非線形制御技術知的モノ作りシミュレーションCAE・CADレアアースを使わないモータ現物融合設計技術

ページの先頭