社会基盤学コース
国土政策学コース

社会基盤学コース・国土政策学コースは、大正14年に北海道大学に工学部が設置された当時スタートした4学科のひとつである土木工学科を前身に持つ、歴史と伝統のあるコースであり、これまで多くの土木技術者・研究者を社会に輩出してきました。

そして、これからの社会に貢献できる人材を育成するために、平成17年4月の工学部改組で従来の学科がコース制に移行した際に、2コースに分離することで、教育体制の充実を図りました。

近年の土木工学を取り巻く環境として、国際プロジェクトをリードし、最適技術をグローバルな視点で開発・展開するという点、すなわち「技術の国際化」と、市民の視点に立って,技術(ハード)と政策(ソフト)を正しく連係させようとする点、すなわち「技術のマネジメント」とが,社会のニーズとして重要となっております。

それゆえ私たちは、社会基盤学コースにおいて、世界的視野で,安全で快適な自然環境と共生した社会基盤を作り、国際文化に関する素養と英語能力を有した国際社会に対応できる技術者の育成を、国土政策学コースにおいては、新しい技術をベースとした、国土の保全や国土計画・都市計画といった政策の立案から実行までの総合的なマネジメント能力をもった人材育成を、行なっています。

特筆すべきこととして,2012年度から社会基盤学コースの国際プログラム化を進めており,大半の科目が英語環境下で開講されています.これは,土木工学系の環境フィールド工学専攻と北方圏環境政策工学専攻における英語による大学院教育に引き継がれています.また,学生の海外派遣,海外からの学生受入れを積極的に行なっています.

以上のように,学部教育と大学院教育を通して,「技術の国際化」と「技術のマネジメント」とを強く意識した世界水準の教育を展開するとともに,全学のキャリアセンターも一目置く就職指導を2コースで連携して行っています。

このホームページを通じて、私たちの教育・研究・社会活動の様子を発信していきます。

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