本グループは北海道大学環境工学コースに属しています。入学を希望する方はココをクリックしてください。

 Home>教育>環境工学実験I>COD, BOD

化学的酸素要求量(COD)の測定

レポート作成時のポイント

値がマイナスとなっているのは、サンプルの測定値がブランク試験の値よりも低かったためである。

3. 0.2がかけられている理由。

各数値の単位を書いてみるとわかる。0.2の単位は何か?それが意味するものは?

4. 各サンプルのCODを求める。

データより、今回測定した下水のBODおよびCODの最適希釈倍率はそれぞれどの程度か、考察する。

5. グルコースと酢酸の酸化率について。

COD理論値とは、CODを理解していればわかる。CODとは「水中の物質を酸化するのに必要な○○の量(濃度)」。よって理論値とは、1gのグルコースを○○で完全に酸化する時に消費される○○の量、ということである。グルコースと○○の酸化還元式が必要である。この反応式は、○○とグルコースの半反応式から作成できる。
○○とグルコースの酸化還元反応式の求め方
または○○とグルコースを反応させると水と二酸化炭素のみが生成される、という事実からも作成できる。
酸化率については教科書や以下のHPなどを参考にする。
環境分析化学実験

6. 考察

実験において最も重要なのは考察である。
考察とは、実験結果=データをよく見て、疑問を持ち、その疑問について答えを見つけようとすることである。(見つからない場合も多々ある。)
今回の場合は、
なぜ3種類の水を測定したのか?
なぜアリルチオ尿素を添加した班としない班があるのか?
各班で倍率が異なっているのはなぜか?
その他
と、ありとあらゆることについて自問自答する。これが考察するということである。

わからないことがあれば質問にくること。質問によりさらにHPを充実させる。