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分析化学-8

酸塩基反応-1

「授業で用いたPPT」を使って、ブレンステッド・ローリーの定義、酸塩基反応の平衡定数の式、を確認する。
水のイオン積:H2Oは、酸でも塩基でもある。平衡時のH+とOH-の濃度の積を水のイオン積という。
共役酸と共役塩基:酸からH+を取り除いたもの。塩基からOH-を取り除いたもの。平衡の化学式から分かるように、前者は必ず塩基であり、後者は必ず酸である。前者を「酸Aの共役塩基」、後者を「塩基Bの共役酸」と呼ぶ。酸Aが解離する反応の平行定数 K(A) と、酸Aの共役塩基の平衡定数 K(B) の積は水のイオン積になる。(「授業で用いたPPT」参照)
強酸、弱酸、強塩基、弱塩基
酸のH+放出能力、塩基のH+受け取り能力のこと。放出能力が高いほど強酸、受け取り能力が強い塩基ほど強塩基である。酸および塩基の平衡定数の大きさは定量的に酸や塩基の強さを示す指標である。