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分析化学-9

酸塩基反応-2

塩(えん)
酸塩基反応から生成された水以外のもの。
塩の溶解 通常の濃度では、多くの塩は水に入れると完全に溶解する。
☆弱酸と強塩基からできた塩を水に溶かすと、pHがあがる。 逆に、強酸と弱塩基からできた塩を水に溶かすと、pHが下がる。
詳細は演習問題を参照。
緩衝作用
pHを一定に保とうとする溶液の性質。 例:湖Aと湖Bがある。両方に同じpH、量の酸性雨が降った。雨がやんだ後、湖Aの方が湖BよりもpHが下がっていれば、湖Bの方が緩衝能が高い。
緩衝作用に関与している物質は、弱酸、弱塩基である。 弱酸とはH+を放出しにくい=水中にあると取り込んでしまう物質である。HCl水溶液と、酢酸水溶液にH+を入れた場合の違いを、反応式を用いて説明する。
詳細は演習問題を参照。