お知らせ

NHK Eテレ「すイエんサー」の特別シリーズ 「北海道大学からの挑戦状!リターンズ!!」の番組収録に協力

4月18日(木),学術交流会館において,NHK Eテレの科学(?)エンターテインメント番組「すイエんサー」の特別シリーズ,「北海道大学からの挑戦状!リターンズ!!」の収録が行われ,工学系チームがすイエんサーガールズチームと再対決を行いました。

1月22日(火)に工学部オープンホールで行われた同番組の公開収録では,工学部チームがすイエんサーガールズチームと「ピンポンフォール対決」を行い,辛くも勝利しました。しかし,大混戦だったこともあり,両チームの強い希望で再戦が実現しました。
この対決の模様は,6月11日(火)・18日(火)・25日(火)19:25~19:50の3回にわたり,全国放送されました。

知力の格闘技に全力で挑んだ工学系チームのメンバーは,前回の対決にも参加した染谷槙人さん(情報科学研究科修士1年),坂本達真さん(情報科学研究科修士1年),アナスタシア・アマンダさん(工学部4年),初参加の東 武志さん(工学部4年)の4名です。

そして,今回の戦いは「ピンポンリレー対決」であり,かつてない難易度の高い課題でした。A3サイズの厚紙を5枚使って構造物を作り,構造物の中央付近で2つのピンポン玉をリレーさせ,床につくまでの時間の長さを競うというものです。さらに,最初に転がしたピンポン玉は構造物上にとどめなくてはならず,ピンポン玉をスタートさせる位置の高さは50cm以上という条件付きでした。

前回1時間だった製作時間は5時間に延び,工学系チームはチーム力を駆使して製作に挑み,構造物を完成させました。作り上げた構造物は,ハーフパイプの形状を利用したもので,ピンポン玉を何度も往復させて時間をかせぐという抜群の発想力が活かされました。また,ピンポン玉のリレー部分にはストッパーを作り,厚紙を節約したシンプルな構造を考案・採用しました。

ピンポン玉は,調整を重ね組み合わせた構造物のハーフパイプゾーンからリレーゾーン,最後はロングジグザグゾーンを通ってゴールします。

今回の収録には,工学研究院の馬場直志研究院長と永田晴紀教授,陸上競技部も参加して番組を盛り上げ,両チームの熱い戦いを見守りました。

両チームとも知の限りを尽くした結果,今回の対決を制して勝利を手にしたのは,工学系チームです。43秒15というベストタイムを記録しました。途中経過の発表では,工学系チームに10秒もタイムを離されていたすイエんサーガールズチームは,39秒66を記録するなど,当初の差から大幅に記録を縮め,アイデアと更なる工夫を凝らし,底力を発揮していました。

今後も様々な機会を活用し,工学部の魅力をアピールする取組みを行っていきたいと思います。

収録会場の様子:トロフィーを手にする工学系チーム
収録会場の様子:トロフィーを手にする工学系チーム