科目の説明
環境工学コースで開講している科目を説明します。電球マーク をクリックすると、高校の授業との関わりが分かります。
2年次の科目
- 環境工学序論
環境工学の魅力、歴史、未来における役割などに関する講義と現場見学を通じて、今後の勉学・進路選択のための基礎知識が得られます。 - 分析化学
環境中に存在する有害物質を分析するために必要な化学や機器に関する知識を学びます。 - 反応工学
環境中や処理プロセスにおける汚染質の移動と変化過程を解析する方法を学びます。 - 反応工学演習
反応工学で学ぶ解析方法について、演習問題を通して理解を深めます。 - 応用数学Ⅰ
自然現象の数学的記述においてよく現れる微分方程式についてその解法と工学の諸分野における応用について修得します。 - 水文学
地球上における水の循環や,河川・地下水の流れの成立過程,水の利用方法を学びます。 - 流体工学Ⅰ
環境問題に深く関わる水・空気(流体)の数式的取り扱いを学びます。様々な科目の基礎となる科目です。 - 環境統計学
実験・調査等によって得られたデータの統計的な解析手法と結果の解釈の仕方について学びます。 - 環境生理学
温熱・光などの環境要因が人間の生理反応や健康に及ぼす影響について学びます。 - 計画数理学
環境計画学の基礎概念、環境問題解決のためのシステムズアプローチと意思決定のための統計的手法を学びます。 - 環境毒性学
毒性物質のヒト体内での動態,健康影響,毒性評価法について学びます。 - 工学基礎演習
分かりやすくプレゼンテーションする能力、論文やレポートを書くために必要な日本語・英語作文技術の基礎を学びます。 - コンピューティング演習
あらゆるデータの解析に必須のコンピュータ操作・プログラミングの基礎を演習を通して学びます。
3年次の科目
- 環境リスク解析学
有害化学物質や病原微生物の健康リスクがどのように推定されているかを学びます。 - 熱工学Ⅰ,Ⅱ
人間と周囲環境に拘る熱の問題を扱う上での伝熱機構について学ぶとともに、流体・電気など異種系間における動的現象の相似関係を学習します。 - 人間環境計画学
人間環境に関する基礎知識,空気調整,屋内外環境評価指標および指標の算出方法,衛生設備を習得します。 - 水環境保全工学
河川や湖沼等の水質保全方法,排水の浄化方法,流域管理についてを学びます。 - 流体工学Ⅱ
環境問題に深く関わる水・空気(流体)の数式的取り扱いを学びます。様々な科目の基礎となる科目です。 - 気象学
温暖化や成層圏オゾン層の破壊、都市のヒートアイランド現象などに関連する気象学の基礎を学びます。 - 大気保全工学
地域規模〜地球規模までの大気汚染現象を考える上での物理・化学の基礎を学びます。 - 環境モデリング
環境で起こる現象を体系だって理解し,モデル化する方法を学びます。 - 廃棄物処理工学
ごみ問題を技術,環境影響,経済,社会など広い観点から学びます。 - 廃棄物管理工学
廃棄物管理のための基礎知識、、バイオマス利活用から最終処分場の住民合意形成までの幅広い実例を踏まえた廃棄物問題解決の方法論について学びます。 - 物理化学要論
環境中の様々な化学成分の分布や変動に関連する物理化学的諸過程を定量的に捉えるための知識が得られます。 - 分離工学
環境の浄化は反応か分離により達成されます。一方を担う分離プロセスに関する詳細を学びます。 - 下水工学
下水の輸送・質・処理についての専門知識を整理し、技術者として活躍するための基礎を習得します。 - 環境物理
騒音・振動・放射線などの物理的環境因子に関する知識を様々な視点から学びます。 - 環境工学実験
環境工学で学ぶ基本的な知識・技術・諸現象について、実験を通して理解を深めます。 - 設計製図
コンサルタント会社からお招きした技術者の指導の下、実際の環境保全関連施設の設計を体験します。 - 流体工学演習
流体工学I、IIで学習した内容について具体的な演習問題に取り組み、定量的な把握力や計算力を身につけます。