水環境保全工学研究室の目標

水環境保全工学研究室の目標

日本・アジアの水環境の保全と再生

 環境基準の施行による下水道の整備や工場排水の規制によって、わが国の水環境は戦後の高度成長に伴う著しい水質汚濁を回復しました。一見回復したかに見えますが、失われた自然環境を取り戻すには、絶滅危惧種の増加、水中の微量化学物質への不安などを抱え、まだまだ多くの問題を解決しなければなりません。唱歌「故郷」の「小鮒釣りしかの川」は再生可能でしょうか?水は生命の維持だけではなく、心の健康の維持にも大切な役割を果たしています。日本の水環境を再生しそして保全するためには、従来の学問分野の垣根を取り払い、多くの課題を解決しなくてはなりません。

一方、世界を見渡せば、2002年のヨハネスブルクサミット実行計画にあるように、水の不足や汚濁によって多くの人々が苦しんでいます。特に、日本の隣人、アジア地域における水問題の解決のため、私たちにできることはたくさんあります。

水環境保全工学研究室では、地域の方々や学際的な専門家と協力して、日本やアジアの水環境の再生、持続可能な水資源の利用のために研究や実践活動を行っています。

写真 摩周湖