環境人間工学の使命(人間環境の安全を脅かす要因):

 衛生環境工学コースの前身である衛生工学科は,社会の存立基盤である安全な人間環境を構築・保持すべく,社会の切実な要請により創設されました.環境人間工学は,人間を主体とした観点から,居住環境・産業環境・屋外環境,都市環境を対象とした評価手法・制御技術の開発,および設計の側面からその要請に応える使命を有しています.今日,環境人間工学が関わる人間環境を脅かす第一の要因はエネルギー資源の制約です.それは現在の安全な人間環境が,エネルギーに大きく依存する人工環境によって支えられているからです.一方,温熱環境工学の見地から,屋内外における安全と健康保全のためのより高度な新しい指標に基づく評価と制御が求められています.特に緊急課題として,ヒートアイランド現象等により熱中症等で救急搬送される患者(高齢者,労働者,学生等)が急増していることは世界的な問題となっています.「環境人間工学」は,これらの深刻な問題に正面から取り組む必要があり,そのためには,人体側と環境側双方の知見を有機的に統合することが不可欠です. ​

 安全と健康保全のためのより確かな新しい指標に基づく評価と制御,特に緊急課題の「暑熱環境リスク評価の方法の確立」と共に,「個体差・年齢構成を考慮したライフステージ変遷に対応する低負荷型生活様式と経済性を同時に満たし得る健康・安全な人間環境システム構築への道程を先導する環境人間工学を構築」します.総合大学の特色を生かして,他分野にまたがる研究交流の場を生み出し十分なコミュニケーションを図ることで,広い観点から要求条件のあり方,目標を精査し,各々の特性を活かしながら課題解決をめざします.研究内容を,生体環境評価系,屋内外環境制御系,およびそれらを含む人間工学に基づく統合的人間環境システム系に位置づけ,研究課題に取り組んでいきます.

INFORMATION

2013-2-28
  • 3/14 15時~17時30分に北海道大学工学部オープンホールにて研究室主催の講演会を開催します。詳細
  • 3/13に空気調和衛生工学会北海道支部学術講演会が開催され、当研究室から14演題の発表があります。詳細
2013-1-25
  • 衛生環境工学コースの卒論発表会が2/7-2/8に開催されます。
2013-1-21
  • 日本生理人類学会の体温調節研究部会・人間人間-医療福祉施設系環境評価制御問題研究部会の合同研究部会(1/21 13:30~ 工学部A101)を当研究室の運営のもとで実施しました。
2012-12-19
  • STV(札幌テレビ放送)どさんこワイド179(12月20日放送予定)の18:15からの道内ニュース枠で、研究室で行った実験とその様子が放映される予定です。
2012-12-18
  • サイトをリニューアルしました
2012-12-1
  • 人間‐生活環境系シンポジウム(大同大学)にて、1演題発表しました。
2012-11-18
  • 日本生理人類学会第67回大会(首都大学東京)にて、本研究室から4演題発表しました。
2012-11-10
  • 日本人間工学会北海道支部大会にて、1演題発表しました。

更新履歴

2017-12-1
助教として李相逸先生が御着任されました

2016-4-1
准教授として若林斉先生が御着任されました

2014-10-14
BangladeshのSajal Chowdhuryさんが2014年10月に修士課程に入学しました

2014-4-18
四年次生の配属が決まりました

2014-3-3
2013年12月より客員教授の赤井仁志先生のページを新設しました

2014-1-6
特任助教として小川まどか先生が御着任されました

2013-7-18
助教公募(女性限定)を開始しました(応募締切9月30日,詳細はhttp://www.eng.hokudai.ac.jp/faculty/recruit/)

2013-6-3
研究内容を更新しました

2013-2-6
研究内容を更新しました

2012-12-18
ホームページをリニューアル

関連リンク

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