鈴木章記念事業へのご協力とお願い


北海道大学
工学研究院長・工学院長・工学部長
名和 豊春

北海道大学名誉教授で工学研究院の特別招へい教授である鈴木章先生が、2010年のノーベル化学賞を受賞されました。

鈴木先生は理学部化学科の助手を経られて、工学部合成化学工学科の助教授として1961年10月に着任されました。助教授時代の1965年から約2年間は、米国パデュー大学において研究を行われております。その後1973年4月に工学部応用化学科の教授となられ、1994年3月まで32年余りの長きにわたり、教育・研究にご尽力されました。

ノーベル化学賞の受賞につながる「鈴木-宮浦カップリング」の論文を発表されたのは1979年で、鈴木先生が米国パデュー大学での研究から戻られて14年が経過しておりました。ノーベル化学賞の受賞につながる研究が純粋に北大工学部で行われたということに極めて大きな意義があります。

工学部では、鈴木先生のノーベル化学賞受賞を機に、本学が全学を挙げて取り組んでいる「北大フロンティア基金」の事業の中に、新たに『北大工学部鈴木章記念事業』を創設いたしました。この記念事業の目的は、工学部から第二第三の鈴木章先生を輩出すべく、学生および若手研究者に対する支援を一層強化するものであり、例えば、学生の海外留学や若手研究者の国際化に向けた支援など、工学部が世界に開かれた研究・教育拠点として更なる発展を成し遂げる上で非常に意義のあるものです。

つきましては、教職員をはじめ、在学生の親御様、同窓生・企業の皆様のほか、本事業に広くご賛同いただける皆様におかれましては、特段のご理解とご支援を賜りますよう衷心より宜しくお願い申し上げます。

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