お知らせ

令和7年度工学部オープンキャンパスを実施①

令和7年度工学部オープンキャンパスを、令和7年8月3日(日)、8月4日(月)に実施しました。

1日目は小学生から参加できる「自由申込プログラム」、2日目には「高校生限定プログラム」を実施し、模擬講義、工学部探検、工学部進学相談会、研究室体験に、延べ約1,600名が参加しました。2日間の様子を2回にわたってお伝えします。

8/3(日)は、模擬講義、工学部探検、工学部進学相談会を行いました。

模擬講義は、工学部の講義室で最も座席数が多い日本製鉄オープンホールで4回実施し、各回約300名が講義を受講しました。

講義では、講師を務めた工学部4学科の教員が、工学部で学べることや最新の研究などについてわかりやすく説明しました。参加者は講義に熱心に耳を傾けており、講義終了後に設けられた質疑応答の時間には積極的に質問する様子が見られました。

工学部の魅力を伝える幅﨑浩樹 工学部長
模擬講義「マルチメディアAI技術の最前線」
情報エレクトロニクス学科 小川貴弘 教授
模擬講義「混ざり方のサイエンス〜ジェットエンジンからお餅まで〜」
機械知能工学科 大沼正人 教授
模擬講義「北海道新幹線と交通計画・土木工学」
環境社会工学科 岸 邦宏 教授
模擬講義「近未来型マテリアル工学~ナノ材料から宇宙エネルギー開発まで~」
応用理工系学科 松島永佳 准教授

模擬講義と並行して、今回初開催となるプログラム、工学部探検を実施しました。

各回約30名が参加したこのプログラムでは、工学部創立100周年を記念して昨年オープンした空間「SDGsオアシス」で工学部の研究を紹介した後、実験室や研究室へ移動し、見学を行いました。

工学部探検(左:応用理工系学科 國貞雄治 准教授)
工学部探検(左:機械知能工学科 藤村奈央 教授、右:機械知能工学科 渡邊直子 教授)
工学部探検(環境社会工学科)

東京から参加した高校3年生は、「もともと建築の意匠やデザイン、設計に興味があったので、工学部探検に参加しました。実際に研究現場を見学し先生方のお話を聞くと、建造物を建てるためには社会基盤が欠かせないという気づきがありました。これからは土木も視野に入れて進路を考えてみようと思います」と、感想を語りました。

また、札幌市の高校2年生は、「北大工学部には、海や川を対象に研究できるスケールの大きな実験施設があることを初めて知りました。札幌は海や川が身近にあるので、自分で行った実験や考察と実物を比較検証できる点に大きな魅力を感じます」と、意欲的に語りました。

研究現場に触れる機会が、多くの高校生にとって、進路の可能性を広げるきっかけになることを願っています。

「令和7年度工学部オープンキャンパスを実施②」では、2日目の様子をお届けします。

参加者と記念撮影(左:応用理工系学科 國貞雄治 准教授、右から2番目:環境社会工学科 猿渡亜由未 教授)

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