【室蘭工大×北大工学部×北見工大 主催】「進め、理系女子!道内国立3大学トークセッション型説明会 」を開催
室蘭工業大学、北海道大学工学部、北見工業大学の道内国立3大学は、2025年5月11日(日)、札幌駅前通広場(チカホ)北大通交差点広場(西)において、「進め、理系女子!道内国立3大学トークセッション型説明会 -室蘭工大×北大工学部×北見工大がリケジョの本音を語ります-」を開催しました。
本説明会は、女子生徒や保護者、中学・高校の教員などを対象に、理系大学に進学した女子学生の学生生活や就職などの現状を広く知っていただくことを目的に、道内3大学がはじめてタッグを組んで実施したものです。
ステージイベントでは、各大学の女性教員、現役女子学生、卒業生が登壇し、それぞれの体験をもとに工学の魅力やキャリアの可能性について語りました。
北海道大学工学部からは、女性教員の講演「女性研究者のライフとワーク」に工学研究院 機械・宇宙航空工学部門の藤村奈央 教授、3大学OGのトーク「企業で活躍するリケジョが語る、仕事とキャリアの本音」に大学院工学院 材料科学専攻 修了生で北海道電力株式会社 人事労務部の濱口祐香さんが登壇しました。また、現役女子学生のトーク「リケジョが語る、キャンパスライフの本音」には、大学院工学院 材料科学専攻 博士後期課程 1年の佐藤衣吹さんが登壇し、工学研究院の川本真奈美 広報コーディネーターがファシリテーターを務めました。




会場内には各大学のブースも設置され、パネル展示や進学相談スペースを通じて来場者との個別対応が行われました。現役学生や教員が質問に応じ、広報誌やノベルティを配布することで、各大学の魅力を幅広く発信しました。
当日はおよそ100名が来場し、札幌市内の女子生徒からは「理系女性の生の声を聞くことができて大変参考になった。自分の進路に向かって頑張っていきたい」といった感想が寄せられました。
進学相談ブースでも対応した佐藤さんは、「イベント当日は多くの方とお話しすることができ、とても充実した時間を過ごすことができました。学部・学科選びや将来の進路など、皆さんが抱える不安に少しでも寄り添えたなら嬉しいです。大学では高校と比べて自由度が増し、学びもより専門的で深いものになります。最初は難しさを感じることもあるかもしれませんが、自分の興味に真正面から向き合える時間はとても楽しく、やりがいのあるものです。ぜひ安心して、自分らしくリケジョの道を歩んでいってほしいと思います」と、イベントの感想とメッセージを寄せてくれました。
北海道大学工学部は今後も、多様な学生が活躍できる環境づくりと理工系進学への理解促進に向けた取り組みを継続してまいります。




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【5/11(日):室蘭工大×北大工学部×北見工大主催】「進め、理系女子!道内国立3大学トークセッション型説明会 」開催のお知らせ