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工学研究科に「国際交流室」を設置
~国際交流を通して世界に貢献します~

CISE2008(工学研究科正面玄関前にて)
CISE2008(工学研究科正面玄関前にて)
 「国際交流」という言葉はよく聞きますが、大学における国際交流とは、何を目的として、何をするのでしょうか?
 私たちは、国際交流の目的を、「北大工学研究科・工学部を世界トップレベルの教育・研究拠点とし、これによって世界への貢献度を高めること」と考えています。このために、国籍を問わず国際社会で活躍できる有能な人材を育てること、また、高い研究レベルで世界に貢献すること、の2つを目標としています。
 現在、我が国には約12万人の留学生がおり、本学に約900名が在籍し、そのうち約160名が工学研究科・工学部で学んでいます。また、政府レベルでは、2025年に留学生を100万人とする計画に関する議論が始まっています。我が国の少子化による学生・労働人口の減少、企業・経済の急速なグローバル化、研究・教育の国際化の流れから、留学生数の飛躍的な増大と質の向上のための戦略構築が不可欠です。
 国際交流室は、これらに関する総合的な戦略を立てるために平成20年4月に新設されました。具体的には、海外大学との国際交流、留学生交流、国際交流シンポジウム(CISE)などを企画する予定です。工学研究科・工学部の国際貢献を支える国際交流室にご期待ください。
(国際交流室)

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「北海道大学工学系イノベーションフォーラム2008」のご案内
~産学連携の架け橋を目指して~

研究発表の様子
研究発表の様子
パネル展示会場の様子
パネル展示会場の様子
 工学研究科と情報科学研究科では、昨年度に引き続き「北海道大学工学系イノベーションフォーラム」を開催します。
 これは、イノベーション創出の可能性を秘めたシーズ研究等を紹介し、産学連携事業に発展することを期待した研究交流の場を提供するものです。そのため、企業・官公庁・財団・団体等に本学の工学系研究を広くPRする場を設け、最先端の研究発表とパネル展示で研究者と企業等との意見交換・交流を図ります。
(工学系連携推進部)

■ 開催日/平成20年9月19日(金)
■ 会 場/東京駅サピアタワー5階会議ゾーン
      (東京都千代田区丸の内1-7-12)
■ 主 催/北海道大学大学院工学研究科、情報科学研究科
■ 後 援/北海道大学工学部同窓会、北海道大学東京同窓会等
■ 内 容/
1)研究発表
研究者等による最先端の研究紹介
2)パネル展示
研究者との意見交換、ポスター・小型展示物等の展示

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平成20年度公開講座のご案内
「環境とエネルギー」

昨年度の様子
昨年度の様子
 北海道の雪の降り方が変わってきています。大型台風が北海道を直撃しています。植物も動物も北限がどんどん北に上がってきています。今までは暑くなったり寒くなったりの変動の範囲の中と考えていたのですが、地球温暖化が進んでいることが確実に感じられる最近の気象状況です。二酸化炭素の排出を今、世界中で削減しなければ大変な事態になることがひしひしと感じられます。それを軽減する一つの大きな武器が原子力エネルギーです。
 本講座では、原子力エネルギーを取り巻く最近の動向、将来の方向性、原子力の安全性、北海道の地方都市の将来のエネルギー源としての小型原子炉、環境放射線および原子力周辺で生まれている最新技術について皆さまにわかりやすく講義します。
(教務課)

■ 開催日/9月 9日(火)・9月11日(木)・9月16日(火)・9月18日(木)・9月25日(木)
      ※1回のみの受講も受け付けます。(1回1,500円)
■ 開催時間/18時30分~20時30分
■ 対象者/一般市民
■ 受講料/3,500円
■ 募集人数/30名
■ 募集期間/平成20年7月15日(火)~8月20日(水)
◎ 問い合わせ先   
北海道大学大学院工学研究科・工学部教務課  
TEL:011-706-6123
●公開講座の情報は北海道大学Webサイトにも掲載されています。 http://www.hokudai.ac.jp/bureau/gakumu/koukai20.html

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「北海道大学エコ・ガイダンスin東京」に協賛
~環境問題に関心を持つ高校生の皆さん! 進路について一緒に考えてみよう!~

昨年度の様子
ミニセミナーの様子
 平成20年3月8日(土)、東京都渋谷にて、「北海道大学エコ・ガイダンスin東京」が、北海道大学科学技術コミュニケーター養成ユニット(CoSTEP)主催・工学部ヒューマンリソース推進部協賛で開催されました。環境問題に取り組む北大をアピールし、北海道外の受験生獲得を目的としたイベントで、都内近郊の高校生とその保護者ら合わせて約30名が参加しました。
 最初に、「キャンパス・バーチャルエコツアー」として、CoSTEPの受講生が実際のキャンパスの画像を用いながら北大の農場やローエネルギーハウスなどの紹介を行い、キャンパス内のエコポイントについての説明を行いました。続いて、「トークセッション」として、工学部教員が水素エネルギーやローエネルギーハウスについて、農学部教員が根圏微生物と植物の共生関係についてのミニセミナーを行い、その後、食糧問題やエネルギー問題についてフリーディスカッションを行いました。
 参加した高校生から「工学部でエネルギー問題を学びたい」という喜ばしい声もありました。また、イベント終了後もすぐに帰ろうとせず、熱心に教員や学生に質問をする参加者が多く見られたのが印象的でした。
(ヒューマンリソース推進部) ※北海道大学科学技術コミュニケーター養成ユニット(CoSTEP)
科学技術コミュニケーター(科学技術の専門家と一般市民との間に立ち、科学技術の社会的重要性やそれを学ぶことの意義や楽しさを伝える人)を育てるための教育組織。
http://costep.hucc.hokudai.ac.jp/