「日本一の環境でぜひ環境工学を学んでください!」
火力発電所の排水に含まれるホウ素やセレンなどの除去・観測技術の開発に取り組んでいます。また、放射性廃棄物の地層処分において、微生物がどのような影響をおよぼすかについて国の機関とともに調査しています。
学生時代は鳥人間サークルで人力飛行機を作ったり、大学祭事務局で祭り期間中に発生するごみの回収方法を考えたりしていました。
授業の一環で実際の廃棄物処分場や札幌駅地下の熱供給施設、浄水場や下水処理場などを見学したことが印象に残っています。講義で学んだ内容を現場で実際に見ることで、理解がより深まりました。現在の職場でも、現場からの問い合わせに回答する際や現場試験の打ち合わせを行う際には、理論だけでなく実際の設備がどのように稼働しているかを把握しておかなければならないため、現場を知ることはとても重要だと感じています。
水質汚濁や廃棄物処理などの環境問題に興味があったため、それらを専門的に学べるコースに進みたいと考えていました。また、北大の環境工学コースは環境に関わる専門家(水・大気・熱・音・廃棄物など)が一同に集まっていることも、他の大学にはない魅力でしたので環境工学コースを選びました。
環境や衛生工学について幅広く学べることに加えて、自分が興味を持っている分野を研究室配属後にさらに深く学べることです。研究面では実験室レベルの基礎研究から現場(例えば浄水場や下水処理場)での応用研究もできるため、研究環境もとても整っています。また、海外の研究者とコラボした研究も多く、海外インターンで技術を勉強するチャンスもたくさんあります(私も在学中にドイツで勉強させていただきました!)。
環境工学コースには様々なことに挑戦できる環境が整っています。だからこそ「何のために学ぶのか」という目的意識を持って、貪欲に学生生活を謳歌してください!!
本コースでは、「衛生工学・環境工学教育基金」を立ち上げました。
新入試制度(フロンティア入試タイプII)により環境工学コースに入学した学生への奨学金給付、および学部教育用設備の更新や博士後期課程に在籍する学生への経済的支援などに有効に活用させていただきます。
北島正章准教授(水質変換工学研究室)が、新型コロナウイルスの下水調査に関して、複数のテレビ番組、新聞等に登場しています。
石井一英教授(循環共生システム研究室)が、株式会社クボタ様作成の『2050年未来会議「食料・水・環境」を本気で考える』(Newspicksのネット番組)に出演しました。
北島正章准教授(水質変換工学研究室)らの研究グループが、下水中の新型コロナウイルス濃度が医療機関における感染者数の指標になることを証明し、本研究論文についてプレスリリースを行いました。
石井一英教授(循環共生システム研究室)が、自然エネルギー財団のフォーラム「自然エネルギーと北海道・日本の未来:G7札幌気候・エネルギー・環境大臣会合に向けて」に出演しました。
石井一英教授(循環共生システム研究室)が、全学教育科目に係る授業アンケートにおける エクセレント・ティーチャーズに選出されました。
中屋佑紀助教(水環境保全工学研究室)が、全学教育科目に係る授業アンケートにおける エクセレント・ティーチャーズに選出されました。
松尾 稜介君(水質変換工学研究室)が、Asian Symposium of Microbial EcologyにてYoung Scientist Awardを受賞しました。
Uthpala Kaushalya君(水環境保全工学研究室)が、The Water and Environment Technology ConferenceにてExcellent Presentation Awardを受賞しました。