村上道夫先生講演会のお知らせ
2016-05-10
福島県立医科大学の村上道夫准教授による講演会が以下の要領で行われます。
「基準の科学と科学の基準〜リスク学と研究のあり方を考えよう〜」
日時:平成28年5月10日(火)
場所:工学部A棟101
講演内容の概要は以下のとおりです。
1. 安全とレギュラトリー・サイエンス
1)安全とは何か
2)レギュラトリー・サイエンス
3)リスクについての考え方
4)受け入れられるリスク(放射線防護、環境中発がん性物質、飲料水や水浴の感染リスク)
2. 基準から考える科学:事故後の飲食物由来の被ばく量
1)暫定規制値の根拠
2)被ばく量の実際と発がんリスク
3. 何を研究するべきか:これからのリスク学
1)リスクをどのように管理するべきか
2)Standard-IとStandard-II
3) Study-IとStudy-II
4) 科学の基準
講演会案内のpdfはこちら→
160510DrMurakamiLecture
ニュース
本コースでは、「衛生工学・環境工学教育基金」を立ち上げました。
新入試制度(フロンティア入試タイプII)により環境工学コースに入学した学生への奨学金給付、および学部教育用設備の更新や博士後期課程に在籍する学生への経済的支援などに有効に活用させていただきます。
中島芽梨さん、佐藤久教授(水環境保全工学研究室)と、産業技術総合研究所、海洋研究開発機構、東北大学の研究グループが、メタン生成アーキアに寄生する超微小バクテリアの培養に成功した研究論文について、プレスリリースを行いました。
北島正章准教授(水質変換工学研究室)が、新型コロナウイルスの下水調査に関して、複数のテレビ番組、新聞等に登場しています。
石井一英教授(循環共生システム研究室)が、株式会社クボタ様作成の『2050年未来会議「食料・水・環境」を本気で考える』(Newspicksのネット番組)に出演しました。
北島正章准教授(水質変換工学研究室)らの研究グループが、下水中の新型コロナウイルス濃度が医療機関における感染者数の指標になることを証明し、本研究論文についてプレスリリースを行いました。