

アイルランド国立ダブリン工科大学(DIT)と
工学研究院が部局間交流協定を締結、
鈴木章ホールにて
「アイルランド-日本 エネルギーセミナー」を開催
当研究院では、平成26年度トップランナーとの協働教育機会拡大支援事業の一つとして「北大・空間性能システム専攻の国際水準をはかるダブリン工科大学(DIT)とのコラボ活動」(活動代表者:長野克則)が採択されました。その一環で3月23日にDITからノートン学長ら4名に加え、バリントン駐日大使らが来学されました。当日は、総長表敬訪問のあと、当研究院において部局間交流協定締結の調印式を行いました。協定書には、短期的な学生交流を構築し、ジョイント・ディグリーなどに発展させることが記されています。調印式後、鈴木章ホールにて「アイルランド-日本 エネルギーセミナー」を開催しました。セミナーではバリントン駐日大使に続いて、DIT側からノートン学長ら3名、工学研究院からは長野、秋山教授、近久教授、森准教授らが講演を行いました。道内外から約80名の参加があり盛況の内に活動を終えました。今後、本大学が推し進める”Hokkaido Universal Campus Initiative”への貢献が期待されます。
(空間性能システム部門 教授 長野 克則)

(右:ダブリン工科大学ブライアン・ノートン学長、
左:名和豊春工学研究院長)

工学研究院玄関前での記念撮影

北大と九大の共同教育課程
『持続的資源系人材育成プログラム』報道発表を行いました
▲記者発表の様子
4月25日、北海道大学東京オフィスにおいて、「我が国の資源戦略を担うエキスパートの育成へ」と題し、「九州大学-北海道大学の資源工学系教育研究部門連携持続的資源系人材育成プログラム」の報道発表を行いました。
本プログラムは、我が国の資源戦略に貢献できる人材を育成するため、九州大学と北海道大学の資源工学系教育研究部門が連携して新たな共同教育課程の平成29年度の創設を目指すものです。資源工学分野における大学間の共同教育課程の創設に向けた事業は、国内では初めてのものとなります。
記者発表には、本学大学院工学研究院長の名和豊春教授と九州大学大学院工学府長の高松洋教授が出席しました。
両校が連携して教育リソースを共有することで、単独校では実現できなかった高度なレベルの資源系人材の育成が可能になり、さらには、日本の資源教育において今後の開発が不可欠な資源マネジメント教育に関しても、両校のコネクションを共有して利用することで、充実した教育を実現することが期待できます。
(環境循環システム部門 教授 廣吉 直樹)

北海道大学大学院工学研究院公開講座
神秘的な物質 ─ その科学と応用─
自然界にある物質は見方によってとても不思議な性質を持っています。ミリよりも小さいミクロの世界、さらに小さいメゾの世界、もっと小さくナノの世界がその多様性を形作り工学的価値を生み出します。魔法をかけると水をはじくガラス、電気を流す有機物、などができあがります。この性質を生活にうまく適用したいと北大工学部は日々研究に励んでいます。その最前線を研究者がわかりやすく解き明かし、カラフルな画像や動画とイラストで語ります。
(応用理工系学科長 安住 和久)
詳しくはこちら:http://www.eng.hokudai.ac.jp/graduate/top/news/?topic=15042201




2015年度工学部オープンキャンパスへの
来場をお待ちしております
▲昨年度の体験講義の様子
高校生の皆さん、自分の進路は固まってきましたか。どうしようか悩んでいる、という方も多いと思います。また、北大の工学部ではどんなことをしているのか是非知りたい、という方もいるでしょう。そんなあなたのために、工学部ではオープンキャンパスを8月2日(日)と3日(月)の2日間にわたり開催します。ものづくりの面白さや工学の魅力を身近に感じ、高校で習っていることが「工学を通してこんなに世の中の役に立っているんだ」ということを知る絶好の機会となること確実です。
初日は、自由参加プログラムで、「体験講義」「先輩と話そう-研究パネル紹介-」「工学部進学相談会」「AO入試説明会」「保護者のための工学部案内」を予定しています。2日目は、高校生限定プログラムで、「工学部の学科紹介」「体験講義」「研究室体験」「研究施設探訪」を予定しています。詳細は工学部のウェブサイト等から入手できます。高校生限定プログラムは事前の参加申込みが必要ですので、お忘れなく。皆さんとオープンキャンパスでお会いすることを楽しみにしております。
(工学部入試広報室長 横田 弘)