応用マテリアル工学コースは、北海道大学工学部の応用理工系学科に属しています。
「応用マテリアル工学コース」は、社会で使われるさまざまな「材料」を取り扱うコースです。
金属材料やセラミックス材料、半導体材料を中心として、それらの材料の構造をナノレベル・原子レベルで理解し、新しい特性をもつ機能性材料を開発するとともに、社会に還元することを目的としています。
例えば、1000度以上の超高温で利用可能な材料の開発、新しい化学反応プロセスによるナノ構造制御型機能性材料の創製、産業活動から排出される二酸化炭素の大幅な削減プロセスの開発、コンピュータシミュレーションを用いた原子レベルの材料設計、リサイクル技術の確立による循環型社会の実現、新規なエネルギー輸送媒体・革新的な電池や蓄熱材料の作製、腐食せずにいつまでも使うことのできる持続可能型マテリアルの創製など、主に化学的手法および物理的手法を用いて新しいマテリアル=材料開発に挑戦しています。