特集 03
ちょっとだけ世の中を便利に Making the world a little better
社会貢献を目指し
日々研究をアップグレード
材料科学専攻 環境材料学研究室 2021年3月 修士課程修了
アクセンチュア株式会社
三木 昭典
実社会に密着した研究開発
工学院時代はリチウムイオン電池の電解液について研究を行っていました。2019年、名城大学の吉野彰教授たちがノーベル化学賞を受賞した研究も、リチウムイオン電池の研究開発でした。こうした実社会で使われる技術に取り組めるところが工学系研究の醍醐味です。また日々新しいことにチャレンジできる点も研究の魅力の一つです。慣れるまでは学生生活が忙しく感じることもあるかと思いますが、教授や研究室のメンバーと日々相談し、議論し合える万全なサポート体制で成長できる環境が待っています。
研究者はアーティスト
研究生活はときにアーティスティックであると感じることがあります。自分の研究成果を社会に発信しつつ、新たに研究を進めていく過程は、過去の作品に固執せず、次はさらに良いものを作ろうと努力し、社会に貢献し、人々を魅了するアーティストの姿勢とも重なります。皆さんも創造的な工学研究を通して、より充実した大学生活を過ごしてみませんか。