特集 08
いろんな視点から世界を見つめる Looking at the world from various perspectives

頭がパンクしそうになりながら自分らしいアイデアを考え抜く
建築都市空間デザイン専攻
建築計画学研究室
修士課程2年
中島 佑太
多角的な視点で考える
建築の設計では、実に様々なことを考えます。その建築を訪れた時、人はどんな風に感じるか、快適に過ごせるか、安全性は大丈夫か、その地域にとってどんな影響をもつか…。考えることだらけで頭がパンクしそうになりつつも、毎回の設計課題では先生や先輩、仲間とたくさん話し合いながら、どんな建築がいいかアイデアを膨らませていきます。この設計課題に多くの時間を費やしますが、得られるものはたくさんあり、中でも多角的な視点で考える力がつくことが何より大きな収穫だと思います。
建築は懐の広い学問分野
個人的な話になりますが、僕は幼少期から吃音という言語障害を抱えており、卒業論文では吃音を扱ったテーマで執筆しました。一見建築とは関係ないように見えるものでも、考え方次第で論文になり得るほど建築は懐の広い学問だと言えると思います。多角的かつ多様性に富んだ建築の世界、ぜひみなさんも一緒に考えていきましょう!
