工学を学ぼう

昨今、コロナ禍による急激な社会の変化に伴い、
工学における研究・教育環境も大きく変わらざるをえなくなっています。
そのような環境下においても、
工学は社会、そして人を支える学問として一歩一歩着実に前進し続けています。

世界的な重要課題である
持続可能な開発目標（SDGs : Sustainable Development Goals ）においても、
工学は重要な役割を担っています。
多様な分野から構成される工学の特徴を生かし、
SDGs の17の目標に対し様々なアプローチで諸課題の解決に貢献しています。

今号ではこうした状況を踏まえ、現役の北大生たちに「工学を学ぼう」と題して寄稿してもらいました。
それぞれの専門分野をひた走る学生たちがコロナ禍にも負けず、
いきいきと知的好奇心をはたらかせて、学業・研究に取り組んでいる姿をご覧いただき、
工学の多様性や楽しさを感じていただければ幸いです。

コーディネーター　中嶋 唯貴（建築都市部門 准教授）