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「北大・地球研合同地球環境セミナー
『篤農家』から地域社会と環境の未来を学ぶ」報告

10月28日(金)、北海道大学サステナビリティウィークの行事として「『篤農家』から地域社会と環境の未来を学ぶ」というセミナーを、北海道大学と総合地球環境学研究所の共催で行いました。

地域や地球が抱える問題を解決し、持続可能な未来を築くためには、多様な視点からのアプローチが必要です。 今回、「篤農家」に注目したのは、彼らが地域に根ざし、バイタリティあふれる行動力と実践力、長年の経験から得た人生哲学などをお持ちの上、持続可能な生活を実践されている方々でもあるからです。 その魅力は農業を超えたところにもあり、「篤農家」が私たちの未来に大きなヒントを与えてくれるのではないでしょうか。

私たちは「篤農家」に限らず、「篤漁家」、「篤林家」、「篤○家」といった、地域に根差したリーダーから多くのことを学ぶことができると思います。 そのことを実感させる会合でした。

(工学研究院環境創生工学部門 船水 尚行)

▲秋田県とサウジアラビアの篤農家について発表する
  縄田浩志秋田大学教授・地球研客員教授
  (写真は総合地球環境学研究所・広報室)
▲開会の挨拶をする船水尚行北海道大学工学研究院教授
  ・地球研教授(写真は総合地球環境学研究所・広報室)
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スイス連邦工科大学(ETH)との
学術交流セミナーを開催しました

自然科学系ノーベル賞の連続受賞で祝賀ムードの日本。 しかしそのずっと先を行くのは、単独大学として21名の受賞者を出しているスイス連邦工科大学(ETH)であり、その知的財産が国を動かしています。 スイスの面積と人口は北海道と同程度。 その共通点は、圧倒的な自然美の中で、世界のために最先端研究をしていることです。

北海道大学とETHは、2009年に大学間協定校となり、チューリッヒと札幌を交互に訪問し、定期的な学術交流セミナーを開いてきました。 2015年にETHで開催された第5回セミナーは、日本・スイスの国交樹立150周年行事としてスイス大使館公式行事ともなりました。 大使も参加したその行事では、互いの友情と将来にむけた共同研究の成果獲得への夢が語られました。

これを受けて9月26日(月)、第6回セミナーが本学工学研究院で開催されました。 ETHからは流体力学、食品科学、細胞工学の7名の研究者が講演しました。 本学からは、それに対応した機械系専攻の教員と学生が、世界から注目されている成果の発表で応酬しました。

ETHから来た2名の女子学生は、北大の実験室でETHの修士論文に向けた研究をすることになったため、引き続き工学研究院に滞在しています。 今もラボで本学の学生たちと楽しく共同作業をしています。

(工学研究院エネルギー環境システム部門 村井 祐一)

▲学術交流セミナーの様子
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北海道大学ホームカミングデー2016が開催されました

9月24日(土)、「北海道大学ホームカミングデー2016」が開催されました。 ホームカミングデーとは、本学の同窓生が、出身学部・学科や地域そして年代の枠を超えて母校に集い親睦を深め、同窓生相互の発展と連帯強化につなげるという趣旨のもとに毎年度実施されているイベントで、今年度は全学でのべ1800名ほどの参加がありました。

工学研究院・工学院・工学部主催の行事では、来学する同窓生、在校生、教職員、保護者の方々が交流し、連携をより一層深めることを期待して、「保護者向け講演会及び教員との個別面談」「同窓生向け講演会『知恵と多様性の翼で羽ばたく工学』」「保護者・OB・OGとの全体懇親会」等が開催されました。全体懇親会には総勢100名(70名近い保護者の方々を含む)ほどの参加があり、和やかな雰囲気の中、懐かしい恩師・級友との再会や現役教員との交流を楽しみ、短い時間ではありましたが盛会のうちに終了しました。

(総務課)

▲講演する名和研究院長 ▲全体懇親会の様子
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工学部・工学系大学院の就職支援について

北海道大学工学部・工学系大学院が就職に強い理由として、就職活動が本格化するまでの間に様々な就職支援イベントを独自に開催し、就職希望学生のスタートダッシュを支援していることがあげられます。

2017年から就職活動スケジュールが変更になり、短期集中化していることから、学生は3月までに入念な準備を進める必要があります。 工学部では例年、10月の就職総合ガイダンスにはじまり、自己分析、エントリーシート対策、企業研究、面接対策、ビジネスマナーなど、本学キャリアセンターや学外の就職情報系企業と連携した就職活動を体系的に進めています。

また、3月上旬には工学部独自の工学系産業技術フォーラムを開催しています。 約150社の企業に参加いただき、工学部・工学系大学院の就職活動の一大イベントとなっています。 このフォーラムと同時期に、各学科・専攻においても同規模のフォーラムを開催しており、さらに活気のある就活イベント期間となっています。

みなさんも安心して就職に強い工学部・工学系大学院にいらしてください。

(就職企画事務室)

▲昨年度のフォーラム会場風景