特集 06
交通計画の視点から人々の生活に貢献する Contrbuting to resident’s lives from transportation planning

まちを歩き、住民の声を聞き未来につながる交通計画を
北方圏環境政策工学専攻 社会資本計画学研究室
修士課程2年
植野 弘子
移動はすべての人に身近である
私は転勤族で多くのまちに住んできた経験から、人々がより暮らしやすいまちの実現に貢献したいと考えるようになりました。まちづくりは様々な専攻の人が取り組むことができる課題ですが、私が土木の交通計画の分野から取り組むことに決めたのは、移動は外出時に必ず発生する全ての人にとって身近なものであり、交通網の整備状況がまちの将来に与える影響は非常に大きいと考えたからです。
現場主義の重要性
研究対象地域を訪れて町の様子を見て回る、地元の方とお話するなど、様々な地域や人と関りながら研究を進めています。もちろんPCと向き合ってモデルを構築するような分析に取り組む時間も長いですが、自分の目で地域を見ることで、より地域の特性に沿った視点で研究を進めることができると考えています。また、私の所属している研究室では、他の学生の現地調査に同行する機会も多くあります。様々な事例を見ることで視野が広がる、北海道の良さをどんどん知ることができることも大変魅力的です。
