
REPORTER 4
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人間機械システムデザイン専攻 |
[PROFILE] |
REPORT1
生物学と工学の融合で、
新たな発見を目指す。
私たちの研究室ではバイオメカニクスと呼ばれる分野を扱っています。人間を含む生体は常に力学負荷を受けており、それに伴い形態や性質を変化させる能力を持っています。私たちは工学の分野から生体の機能にアプローチし、力学的解析を行っています。私はその中でも骨と筋肉をつなぐ組織である腱の内部に存在する細胞の研究をしています。生物学と工学の知識の融合により新たな発見ができることがこの研究の魅力です。
REPORT2
基質を作製して、
細胞の生み出す力を測定。
細胞は接着する基質の環境変化により反応が異なるため、剛性の異なる基質に腱細胞を接着させて機能の変化を調べています。基質は、マイクロピラー(微小弾性柱)をMEMSと呼ばれる加工技術によって作製します。その上に細胞を接着させて細胞の生み出す力を測定し、さらに遺伝子解析により細胞機能の変化を調べます。腱細胞はウシやウサギの腱組織から単離し実験に用いています。
REPORT3
腱幹細胞の分化メカニズムを
解明して医療に貢献。
腱の中には2種類の細胞が存在するといわれており、中でも腱幹細胞は脂肪細胞や骨細胞などさまざまな細胞へと分化する能力を持っています。腱幹細胞の腱細胞以外への異常分化については組織炎症が原因の可能性もあり、近年多くの研究が行われていますが、その分化過程におけるメカニズムの詳細は解明されていません。今後、分化メカニズムを解明することができれば、ヒトの腱傷害の治療にも役立つかもしれません。
REPORT4
見知らぬ土地への旅は、
私を大きくしてくれます。
大学に入ってからは、日本国内・国外問わず旅行が趣味になりました。見知らぬ土地に行くと雰囲気や文化・歴史を知ることができ、また様々な人との出会いがあって楽しいものです。国内は京都や東北、道内めぐりなど、国外はアメリカとマレーシアへ行きました。中でも一番好きなのは京都の龍安寺にある石庭で、初めて見た時は心が洗われる思いでした。残りの大学生活中に、タイやシンガポールなどアジアの国々を巡るのが目標です。
REPORTER 1
応用物理学専攻
計測情報論研究室
修士課程2年
鈴木 雅人REPORTER 3
量子理工学専攻
プラズマ数理工学研究室
修士課程2年
大久保 愛美REPORTER 5
空間性能システム専攻
都市計画研究室
修士課程2年
林 大樹
REPORTER 2
総合化学院 総合化学専攻
化学システム工学研究室
博士後期課程2年
今野 大輝REPORTER 4
人間機械システムデザイン専攻
マイクロ・ナノメカニクス研究室
修士課程2年
杉本 恵REPORTER 6
環境フィールド工学専攻
沿岸海洋工学研究室
博士後期課程2年
新井田 靖郎