研究室の紹介

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研究室の紹介

環境問題の研究では、広い分野の先端技術と知識を高度に統合する必要があります。知的好奇心の旺盛な人、異分野横断研究を推進する行動力のある人を歓迎します。
行政他の立場で公共のために働きたいと願っている人。国際的に活躍してみたいという夢を持っている人。最先端の科学を応用した新技術を開発したいという熱意のある人。異分野・異文化の人々と積極的に交わり、環境問題の解決に新しい道筋をつける意欲のある人。新しい社会の枠組みを提案したいという「大志」を抱いている人。
きっと、我々のコースで良い出会いが待っています。

研究室の一覧

環境創生工学専攻 水質変換工学研究室 facebook
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生物学分野の急速な進展に伴い、最新のバイオテクノロジーを活用した環境問題に対するアプローチは今後ますます重要となってきます。”美しくかけがえのない水環境”をいつまでも守るために、我々は”水環境バイオテクノロジー分野”の開拓を目指しています。

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主な研究テーマ
  • ●Anammox細菌の生理学的特性評価およびAnammoxプロセスの窒素除去への適用
  • ●微生物燃料電池による廃水からのクリーンエネルギー回収
  • ●光電気化学プロセスによるバイオものづくりの挑戦
  • ●薬剤耐性遺伝子の伝播メカニズムおよびその防除技術の開発 など
  • 教員氏名
  • 教授  岡部 聡(おかべ さとし)
  • 准教授 押木 守(おしき まもる)

  • 環境創生工学専攻 水再生工学研究室 facebook
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    下水の「再生」レベルを飛躍的に向上させて川や海をきれいにする研究、下水から超高度処理水やエネルギーを始めとして様々な資源を回収するための研究を行っています。
    鍵になるのは次世代の水処理技術、「膜ろ過」です。

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    主な研究テーマ
  • ●膜ろ過最大の弱点である膜ファウリングを克服する技術の開発
  • ●膜ファウリングを引き起こす成分の詳細分析
  • ●画期的膜分離活性汚泥リアクター(MBR)の開発
  • ●下水中に含まれる有価成分の膜ろ過による濃縮 など
  • 教員氏名
  • 教授  木村 克輝(きむら かつき)
  • 助教  羽深 昭(はふか あきら)

  • 環境創生工学専攻 水環境保全工学研究室
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    豊かな水環境を守るためには、現状を正確に言い表せる確かな水質分析が必要です。 この研究室では、「使える」水質センサーの開発、最新機器による多角的な水環境の分析、水処理技術の改良・検証に取り組んでいます。 国内外の水域や水処理施設、さらには人の健康にまで応用できる分析技術を通して「生(いのち)を衛る工学」を実践します。

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    主な研究テーマ
  • ●PCR不要の病原体検出技術の開発
  • ●活性汚泥法の機能の高度化
  • ●国内外の河川中の病原性微生物の網羅的解析
  • ●「水質」に着目した雨天時浸入水調査法の実用化
  • ●固体励起蛍光マトリクス分光法(SPF-EEM)による環境試料の分析
  • 教員氏名
  • 教授  佐藤 久(さとう ひさし)
  • 助教  中屋 佑紀(なかや ゆうき)

  • 空間性能システム専攻 環境人間工学研究室 facebook
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    人と環境のかかわりに関する諸問題に取り組みます。人間を取り巻く環境要因(温度、湿度、光、空気質など)を人間のさまざまな特性(生理的、心理的、機能的など)をもとにして評価し、人間にとって適した環境の構築を目指しています。

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    主な研究テーマ
  • ●分散型電源排熱利用等による持続可能で健康志向型の居住環境設計
  • ●ウェアラブルデバイスによる生体情報センシングと健康リスク管理
  • ●生理学的エビデンスに基づく人体への環境(温熱・光)影響の評価
  • ●快適〜極限環境における知的生産性と身体作業パフォーマンスの向上
  • 教員氏名
  • 准教授 若林 斉(わかばやし ひとし)
  • 助教  李 相逸(い さんいる)

  • 空間性能システム専攻 環境システム工学研究室
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    再生可能エネルギーの活用、高効率エネルギー供給システム、ネット・ゼロ・エネルギービル、環境低負荷型都市の創生に関わる広域エネルギーシステムに関する研究等、 省エネルギー化と健康で持続可能な生活環境の創造を目的とした研究に取り組んでいます。

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    主な研究テーマ
  • ●地中熱利用技術および地中熱ヒートポンプシステムに関する研究
  • ●ネット・ゼロ・エネルギービル/ハウスに関する研究
  • ●再生可能エネルギー熱を利用した吸着式ヒートポンプ・淡水化に関する研究
  • ●既存建築物の高断熱化に寄与する真空断熱材に関する研究
  • ●多機能・多熱源に対応した高効率ヒートポンプに関する研究 など
  • 教員氏名
  • 教授  長野 克則(ながの かつのり)
  • 准教授 葛 隆生(かつら たかお)
  • 助教  劉 洪芝(りゅう ほんじー)

  • 環境創生工学専攻 廃棄物処分工学研究室
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    ごみ問題は、ごみの発生、分別、収集から、中間処理、資源化を経て埋立処分に至る「システム」ととらえ、適正な技術の選択を行わなければなりません。
    実験、調査、データ分析などさまざまな手法を用い、ごみ処理全般にわたる広い範囲で研究を進めています。

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    主な研究テーマ
  • ●安全安心な最終処分(埋立地の安定化度評価、有害物の挙動など)
  • ●廃棄物の資源化・処理技術(焼却、水熱処理、生物処理など)
  • ●除染廃棄物の処理・処分(減容化、Cs捕捉・難溶性態化など)
  • ●ごみ処理システムの評価(物質収支、エネルギー収支、コスト分析など)
  • 教員氏名
  • 准教授 東條 安匡(とうじょう やすまさ)
  • 准教授 黄 仁姫(ふぁん いんひー)

  • 環境創生工学専攻 地域環境研究室
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    我々が生活を営む「地域」で実際に生じている環境問題の解決や、様々な資源を活用する方法の開発に取り組んでいます。 主として、環境問題の原因となる大気汚染・騒音、地域のエネルギー源となる森林バイオマス等を対象とし、フィールド観測、数値解析・シミュレーション、リスク評価、などに取り組んでいます。
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    主な研究テーマ
  • ●地域生態系を考慮した人間の生活に関する研究
  • ●騒音や低周波音による健康影響等に関する研究
  • ●森林バイオマスの資源量調査方法の開発
  • 教員氏名
  • 助教  山形 定(やまがた さだむ)
  • 助教  深澤 達矢(ふかざわ たつや)
  • 助教  田鎖 順太(たぐさり じゅんた)

  • 環境創生工学専攻 環境リスク工学研究室 facebook
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    環境リスク工学研究室の基本テーマは「安全な飲料水の追求と新しい浄水処理技術の開発と評価」です。室内実験とフィールドワークから得られる科学的知見を基に、水道水質基準の枠組みや組み込むべき物質など環境政策に対する方針を提言するとともに、革新的な浄水処理技術の開発を通じ、SDGsにも謳われる安全な飲み水の供給に大きく貢献します。

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    主な研究テーマ
  • ●毒性試験をベースとした水道水質基準に組み込むべき対象物質の提案
  • ●室内実験とフィールドワークに基づくウイルスの水道水質基準の提案
  • ●多様な化学物質に柔軟に対応できる促進酸化/還元処理法の開発
  • ●病原ウイルスを高度・高効率に除去可能な浄水処理技術の開発
  • ●カルキ臭の根本的解決による誰もが美味しいと感じる水道水の供給
  • 教員氏名
  • 教授 松下 拓(まつした たく)
  • 准教授 白崎 伸隆(しらさき のぶたか)

  • 環境創生工学専攻 循環共生システム研究室
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    2100年を見据えた持続可能な社会を形成するために、システム工学的・社会経済的な手法などを駆使し、社会実装可能な廃棄物やバイオマスの物流・変換管理システムを提案することを目的としています。

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    主な研究テーマ
  • ●持続可能な社会を目指した循環計画の策定に関する研究
  • ●廃棄物及びバイオマスのエネルギー利活用システムに関する研究
  • ●長寿命化、気候変動に対応した最終処分場の適正管理に関する研究
  • ●発展途上国における廃棄物管理システムの評価と提案
  • 教員氏名
  • 教授  石井 一英(いしい かずえい)
  • 助教  Ham Geun-Yong(はむ ぐんよん)

  • 環境創生工学専攻バイオマスコミュニティプランニング分野
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    廃棄物等およびバイオマス資源の循環・エネルギー利用を通じて、持続可能な地域コミュニティを計画するための技術・社会システムを産官学の連携で開発を行っています。

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    主な研究テーマ
  • ●持続可能なバイオガス事業の全国展開の検討
  • ●次世代のバイオマスエネルギー事業戦略の検討 など
  • 教員氏名
  • 客員教授 古市 徹(ふるいち とおる)
  • 特任助教 落合 知(おちあい さとる)

  • パンフレット
     
    パンフレット
    ニュース
  • 本コースへの寄附のお願い
    本コースでは、「衛生工学・環境工学教育基金」を立ち上げました。
    新入試制度(フロンティア入試タイプII)により環境工学コースに入学した学生への奨学金給付、および学部教育用設備の更新や博士後期課程に在籍する学生への経済的支援などに有効に活用させていただきます。
  • 2024.1.8更新
    北島正章准教授(水質変換工学研究室)が、新型コロナウイルスの下水調査に関して、複数のテレビ番組、新聞等に登場しています。
  • 2023.07.28
    石井一英教授(循環共生システム研究室)が、株式会社クボタ様作成の『2050年未来会議「食料・水・環境」を本気で考える』(Newspicksのネット番組)に出演しました。
  • 2023.07.27
    北島正章准教授(水質変換工学研究室)らの研究グループが、下水中の新型コロナウイルス濃度が医療機関における感染者数の指標になることを証明し、本研究論文についてプレスリリースを行いました。
  • 2023.04.13
    石井一英教授(循環共生システム研究室)が、自然エネルギー財団のフォーラム「自然エネルギーと北海道・日本の未来:G7札幌気候・エネルギー・環境大臣会合に向けて」に出演しました。
  • ニュース一覧

    受賞
  • 2024.09.25
    石井一英教授(循環共生システム研究室)が、全学教育科目に係る授業アンケートにおける エクセレント・ティーチャーズに選出されました。
  • 2024.09.25
    中屋佑紀助教(水環境保全工学研究室)が、全学教育科目に係る授業アンケートにおける エクセレント・ティーチャーズに選出されました。
  • 2024.09.20
    松尾 稜介君(水質変換工学研究室)が、Asian Symposium of Microbial EcologyにてYoung Scientist Awardを受賞しました。
  • 2024.07.21
    Uthpala Kaushalya君(水環境保全工学研究室)が、The Water and Environment Technology ConferenceにてExcellent Presentation Awardを受賞しました。
  • 受賞一覧

    衛生工学・環境工学教育基金
     
    衛生工学シンポジウム