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流域圏の持続可能な社会基盤施設管理システム

目標


持続可能な循環型社会基盤管理の実現

COEプログラム「流域圏の持続可能な水・廃棄物代謝システム」は、3つのグループからなっています。流域圏という都市とその周辺の自然環境をも含む領域を念頭において、持続可能な社会を構築するために重要な指標である水(排水)と資源(廃棄物)の代謝システムに必須な技術の開発を目指すのが、「水代謝システム」と「廃棄物代謝システム」グループであり、それらのシステムに必要な施設を含む流域圏の社会基盤施設システムの構築に必要なハードとソフト両面の技術開発を目指すのが、私たちの「社会基盤施設管理システム」グループです。
水や資源の循環システムも、それを支える社会基盤施設(インフラストラクチャ)がないと成り立ちません。したがって、持続可能な循環システムには、持続可能な社会基盤施設が必須です。つまり、長期間にわたって環境に与える負荷が少ない社会基盤施設を構築し、維持していくことです。そのために必要な技術である、@社会基盤施設に使われる材料に高い耐久性もしくはリサイクル性を持たせ施設の長寿命化・省資源化を図る技術、A劣化した社会基盤施設の延命化のための補修・補強技術、B社会基盤施設の将来の劣化を予測する技術に関する研究を行っています。補修・補強に関しては、従来にない新材料による補修・補強技術の開発を目指しています。また,劣化予測技術で明らかになった知見に基づき、劣化を起こしにくい新しい材料・構造の開発に結びつける研究も行っています。 >>さらに詳しく


事業推進メンバー・研究員・リサーチアシスタント

 

事業推進メンバー

氏名 研究室 職名 COEにおける役割
上田 多門
サブグループリーダ
環境創生工学専攻・
維持管理システム工学研究室
教授 新材料による補修補強技術、構造物のライフサイクル評価
佐藤 馨一 北方圏環境政策工学専攻・
交通インテリジェンス研究室
教授 社会基盤施設の総合的マネージメント手法
佐藤 靖彦 環境創生工学専攻・
維持管理システム工学研究室
助教授 リサイクル性土木材料の開発
損傷構造物の性能評価法と補修・補強方法の開発
杉山 隆文 環境創生工学専攻・
環境機能マテリアル工学研究室
教授 構造物の耐久性予測手法の開発
三浦 清一 環境循環システム専攻・
地盤環境解析学研究室
教授 リサイクル性粒状材料の力学評価
石川 達也 環境循環システム専攻・
地盤環境解析学研究室
助教授 リサイクル性粒状材料の力学評価
加賀屋誠一 北方圏環境政策工学専攻・
社会基盤計画学研究室
教授 構造系ライフサイクルの信頼性と経済性評価
名和 豊春 環境循環システム専攻・
資源システム工学研究室
教授 高耐久・リサイクル材料の開発、評価

COE会員

氏名 所属研究室 研究テーマ 研究
岸本 嘉彦 環境創生工学専攻
維持管理システム工学研究室
力学作用の影響を考慮した各種コンクリートの水分移動特性の空間評価手法の開発 研究紹介
WANG Licheng 環境創生工学専攻
維持管理システム工学研究室
Permeability evaluation of damaged concrete based on RBSM and truss model 研究紹介
Michael Angelo B. Promentilla 環境創生工学専攻
環境機能マテリアル工学研究室
Studies on ion diffusion in cement-based materials using X-ray microtomography, 3D image analysis, and SiTraM model 研究紹介

リサーチアシスタント

氏名 所属研究室 研究テーマ その他
松本 浩嗣 維持管理システム工学研究室 
博士2年
疲労荷重を受けるコンクリート構造物の劣化メカニズムの解明と寿命予測技術の開発 研究紹介

事務局

氏名 在席研究室 担当分野 内線
正木 尚子 維持管理システム工学研究室 社会基盤グループ予算管理・事務、英語翻訳、ホームページ制作・管理 6218