疲労荷重を受けるコンクリート構造物の劣化メカニズムの解明と寿命予測技術の開発

Tel: (011) 706-7587
 k-matsu@eng.hokudai.ac.jp
 研究詳細(PDF:24KB)
博士課程:
  • 松本 浩嗣 
 
COE リサーチアシスタント
維持管理システム工学研究室


研究テーマ

コンクリート構造物の疲労劣化予測に関する研究

疲労荷重を受けるコンクリート構造物の劣化メカニズムの解明、予測を目的とする。
本研究では化学作用、環境作用との複合劣化も苦慮し、各種劣化作用を同時に受けるコンクリート構造体の寿命予測システムの開発を目指している。



【研究手法】

実験的アプローチ、解析的アプローチの双方により、劣化メカニズムの解明を目指す。
特に、複数の載荷レベルにおいて、コンクリート中に生じる微細ひび割れを含む空隙構造の変化と拡散係数の変化に関して、検討を行う。さらに短繊維混入による拡散係数の抑制を検討する。
(1)実験的アプローチでは材料の疲労載荷試験、
(2)解析的アプローチでは材料の不均質さをモデル化した離散解析手法により、材料の破壊過程を評価する。
また、複合劣化に対する性能評価についても解析的な手法が用いられる。