田澤 恵 平成24年度修士課程修了 / Megumi TAZAWA
ヒト組織細胞の免疫応答を活用した感染性ウイルス検出手法の開発
胃腸炎ウイルスに汚染された環境水を介して引き起こされる感染性胃腸炎の対策を講じるためには、感染リスクを正確に評価し、適切に管理する必要がある。ウイルスの感染性を定量的に評価する既存の方法にはプラーク法やTCID50法が存在するが、これらは細胞変性効果 (cytopathic effect: CPE) を生じないウイルスには適用できないことや、結果を得るまでに24時間以上を要するという短所がある。本研究では、ウイルスが細胞に感染した際に初期に発動する様々な応答に着目し、短時間でウイルスの感染性を定量的に評価できる手法を確立することを目的としている。
2012年11月 | 第49回環境工学研究フォーラム 優秀ポスター発表賞 |
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2011年12月 | 平成23年度水系研究室修士論文中間発表会 最優秀発表賞 |
2011年11月 | 第3回北海道大学サステナビリティ学生研究ポスターコンテスト 北海道大学総長賞(最優秀賞) |