榮田 弘明 平成24年度修士課程修了 / Hiroaki EIDA
バイオフィルム内におけるアミノグリコシド系抗生物質への薬剤耐性獲得機構の解明
環境中の微生物の多くはバイオフィルムを形成し、その中で複雑な生態系を築き生存している。バイオフィルムは微生物の住処となっているだけではなく、薬剤耐性の獲得にも関係していると言われている。本研究では、薬剤耐性に関係すると予想される遺伝子の働きについて、それらの遺伝子欠損株を構築し評価する。さらに、薬剤の種類によっては最小育成阻害濃度以下の薬剤曝露によりバイオフィルム形成量が増加する現象について、その制御因子を特定することを目的としている。
2011年12月 | 平成23年度水系研究室修士論文中間発表会 優秀発表賞(2位) |
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2011年6月 | 第45回日本水環境学会年会 学生ポスター発表賞(ライオン賞) |
2010年11月 | 第26回日本微生物生態学会 日韓ポスター賞 |