研究室メンバー
教授
准教授
助教
博士研究員
博士課程学生
修士課程学生
学部4年
研究生
卒業生就職先
OB・OG
元スタッフ
末永 敦士 平成23年度修士課程修了 / Atsushi SUENAGA
研究テーマ
ノロウイルス吸着細菌の同定及び吸着能力評価
研究概要
ノロウイルスは糞便と共に下水中に放出されるが、懸濁物質等へ吸着することによって下水処理過程におけるウイルス不活化効率が低下することが懸念されている。本研究では、ある種の腸内細菌がノロウイルスの細胞レセプターと同等の構造を有する細胞外糖鎖を有し、ノロウイルスの環境中における吸着材として存在していると考え、その腸内細菌の存在を証明し,下水処理過程や水環境中におけるノロウイルスの消長に対する影響を明らかにすることを目指している。
学会発表
- 組織血液型決定抗原様物質を保持するヒト腸内細菌のヒトノロウイルス粒子吸着特性評価
末永敦士、三浦尚之、佐野大輔、中込治、中込とよ子、岡部聡
第46回日本水環境学会年会(平成24年3月14日〜16日 東洋大学)
- Human enteric bacteria that capture norovirus particles with a specific interaction through histo-blood group antigen-like moiety
Daisuke Sano, Atsushi Suenaga, Toyoko Nakagomi, Osamu Nakagomi and Satoshi Okabe.
The 2nd COST 929 Symposium (Oct. 7-9, 2010, Istanbul, Turkey).
- ノロウイルスの環境中動態に影響を与える腸内細菌のスクリーニングに関する研究
末永敦士、佐野大輔、中込治、中込とよ子、岡部聡
第44回水環境学会年会ポスター発表部門(平成22年3月15日〜17日.福岡大学)
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