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小林 幸徳

私の原点と日常

大学院 工学院長
人間機械システムデザイン部門
ロボティクス・ダイナミクス研究室

教授
小林 幸徳 Yukinori Kobayashi

[PROFILE]
◎出身地/北海道
◎趣味/(昔)ギター、スキー、ツーリング(今)家庭菜園
◎大学生に向けてひとこと「よく学びよく遊べ」

▲愛犬バディ

私は、道北の天塩町で生まれ育ちました。実家が修理工場を経営していたので、子供のころの愛読書は『世界の自動車』でした。機械いじりが好きで、新しい仕組みを考えることも得意だったので、将来は研究者になりたいと漠然と考えていました。しかし、自分が大学教員になるとは夢にも思っていませんでした。大学で製図を学んだときは、大変でしたが技術者に一歩近づいたという喜びを感じました。残念ながら、大学院生時代は理論解析と数値計算が中心の研究でしたが、大学教員となってからは学生と一緒に様々な実験に取り組みました。そして、現在のロボット研究にまで至ったという訳です。

さて、私の一日は、愛犬バディの散歩で始まります。バディは2017年3月には17歳になるチョコラブの老犬です。ですから、散歩といっても家の周りを少し歩く程度です。元来、犬は苦手だったのですが、家族に押し切られて、生後3か月ほどのバディが我が家の一員となりました。数か月後には子犬とは言えない大きさとなり、しつけが必要と感じて飼い主(家内と私)共々ドッグスクールに通って指導を受けました。その甲斐あって、私も何とかバディの主人として振舞うことが出来ています。

福山 智子

留学のすすめ

空間性能システム部門
建築材料学研究室

助教
福山 智子 Tomoko Fukuyama

[PROFILE]
◎出身地/愛知県
◎趣味/ボクササイズ
◎大学生に向けてひとこと
留学のチャンスがあれば、学生時代・社会人時代問わず飛び込んでみることを勧めます。私自身も、学生時代は自分が留学することになるとは考えてもみませんでしたが、実際に経験してみると、ここに書ききれないほどの得るものがあります。

▲Critical Reading & Writingの先生と生徒たち

現在私はアメリカSeattleにあるUniversity of Washingtonに滞在し「コンクリートの電気化学的特性」に関する共同研究を行っています。

北大では建築に所属していますが、共同研究先はConstruction Management(土木)とMaterials Science & Engineering(材料工学)で少し分野が異なります。そのため、当初予想していた国(文化・習慣)や言葉の違いだけでなく研究の進め方の差異などに戸惑うことも多いです。しかし、これらの違いや研究室のスタッフとのやり取りから研究上の新しい視点が生まれ、確実に視野が広がっています。

また、英語能力の向上のため、英語非母語学生向けのReading & WritingとSpeakingの2つの授業をとっています。これは、宿題による予習が前提で学生同士のディスカッションが主体の講義です。教員職を経験してからの学生生活ということで、英語自体の勉強のほかに、アメリカのシラバスの組立てなど自分も講義に取り入れたいと思うような気づきが多くありました。

さて、留学というと何か特別なことばかり起きる非日常なイメージがあるかもしれません。しかし、渡米後3か月で実感したのは、どこに行っても結局は日常生活が続いていくということです。ただ、留学中は、これまで意識することなく行っていた日常の些事について手順を確認しながら進めていかざるを得ない環境におかれます。これにより自分のなかの「当たり前」が一度リセットされるようで、私自身研究においても生活においても物事のとらえ方の枠組みが増えたように感じています。

人生のどの時点で留学したとしても、それまでの自分の経験を新しい枠組みでとらえなおすいい機会になると思います。学生の間に留学しようか迷っている方は、まずは短期滞在プログラムなどにチャレンジし、自分が留学に求めるものを整理してみてはいかがでしょうか。応援しています。

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