バイオ燃料電池の実用化を目指して
佐々木望美|環境社会工学科 環境工学コース ○年生
皆さん、こんにちは。
私は、平成19年3月に北大の環境工学科を卒業後、環境省に入省しました。現在は、大気環境を保全するための仕事に携わっており、毎日たくさんのことを学びながら楽しく働いています。
私が北大に入学した理由は、一つには、北の大地への憧れがあったため、もう一つには、環境問題について真剣に学びたいと思ったためです。現在は、「環境」という語がつく学部・学科がある大学が数多く存在していますが、その中でも北大は、衛生工学から始まる古く伝統のある歴史があり、かつ、質の高い研究が行われているという点について、とても魅力的な大学であると思います。また、多彩で層の厚い教授や助教授陣の熱意溢れる指導が受けられることも魅力の一つです。私は、卒業するまでの4年間、このような大学で伸び伸びと大変充実した日々を過ごせたことを幸せに思っています。
現代は環境の世紀といわれるほど、世界中で環境問題が注目されています。こうした中、環境問題を学びたい、解決したいと少しでも考えている方は、是非、この北大に入学してください。きっと素敵なキャンパスライフが待っているはずです!
ニュース
本コースでは、「衛生工学・環境工学教育基金」を立ち上げました。
新入試制度(フロンティア入試タイプII)により環境工学コースに入学した学生への奨学金給付、および学部教育用設備の更新や博士後期課程に在籍する学生への経済的支援などに有効に活用させていただきます。
中島芽梨さん、佐藤久教授(水環境保全工学研究室)と、産業技術総合研究所、海洋研究開発機構、東北大学の研究グループが、メタン生成アーキアに寄生する超微小バクテリアの培養に成功した研究論文について、プレスリリースを行いました。
北島正章准教授(水質変換工学研究室)が、新型コロナウイルスの下水調査に関して、複数のテレビ番組、新聞等に登場しています。
石井一英教授(循環共生システム研究室)が、株式会社クボタ様作成の『2050年未来会議「食料・水・環境」を本気で考える』(Newspicksのネット番組)に出演しました。
北島正章准教授(水質変換工学研究室)らの研究グループが、下水中の新型コロナウイルス濃度が医療機関における感染者数の指標になることを証明し、本研究論文についてプレスリリースを行いました。