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盛土の締固め条件と力学特性の定量評価に関する研究

道路盛土や河川堤防、宅地等、ほぼ全ての生活空間で堅固な地盤が必要とされます。そのような地盤を造成するためには、様々な土質に対応した適切な締固めを行う必要があります。
さらに、設計や施工における締固め管理基準(密度、空気間隙率、飽和度)と締固め土が有する力学性能(静的および繰返し強度、せん断剛性率、透水係数など)の関係を定量化しておく必要があります。

本研究では、締固め条件の違いによる強度等の変化を調べるために、三軸圧縮試験、繰返し非排水三軸試験、せん断剛性率測定、透水試験のような各種試験を実施しています。
ここでは、河川堤防に用いられる砂質シルトを主な対象としてきましたが、今後は、北海道内で盛土等の土質材料として頻繁に活用されている火山灰質土も調査対象に含めて研究を進めております。

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