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凍結融解履歴を受ける寒冷地用路盤構造の長期性能評価の高度化に関する研究

当研究室では、鉄道や道路における下部の領域(路盤)の力学特性も対象とした研究を進めています。

寒冷地にある鉄道や道路のような交通施設網では、交通荷重や凍結融解の繰返しによって走行路構造物の機能が次第に損なわれます。本研究では、北方圏の運輸基盤施設に適した路盤構造を寒冷地地盤工学の観点から提案することを目的として、室内試験・模型実験・現地試験あるいは数値解析を行っております。路盤の進行性破壊挙動のメカニズム、飽和条件の違いが路盤材量の変形(沈下量など)に及ぼす影響の評価にも着目して研究を行っています。

関連する装置等

[室内要素試験]:要素レベルの小さな供試体を作成して、路盤材料の強度・変形を精密に測定します。

[室内模型試験]:路盤の力学挙動を総合的に調べるために、ある程度の大きさを有する模型を作成し、実際の外力に近い条件の荷重を載荷する研究です。