研究内容

本グループでは、高次高調波発生と呼ばれる現象を利用した、極端紫外~軟X線領域における超短パルス光の発生、およびその分光応用に関する研究を行っています。「フェムト秒科学」および「アト秒光科学」と呼ばれる研究分野に該当します。近年の発展著しい高強度超短パルスレーザー技術を駆使して研究を進めています。このような研究では「いかに超短パルス光を発生させるか」に注目が集まりがちですが、我々は「発生した超短パルス光をどのように分光実験へと応用するか」に主眼を置いて研究を行っています。「応用物理」にふさわしい応用に「使える」光源と分光法の開発を行っており、化学物理に貢献する成果を得ています。北大や他大学の理論グループとの共同研究も行っています。超高速時間分解分光の実験結果と、量子化学計算の結果とを比較することで、フェムト秒の時間スケールで起こる超高速の光化学反応ダイナミクスの解明を目指しています。

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