北海道大学大学院工学研究院 応用化学部門 有機工業化学分野

反応有機化学研究室 構造有機グループ

配属を希望する学生の皆さんへ

◆ 急成長中の合成化学と最先端の機械学習

 

 当研究室では「カルボニルひも」という独自の化合物を主体に展開しています。2021年、カルボニルひもから100年来の未踏化合物Calix[3]pyrroleの合成に成功したことで、注目度が急上昇しています。ここまでの道のりは険しいものでしたが、今では新人の4年生にも世界が驚くような成果が出せるほど研究が進展してきています。また、北キャンパスにある化学反応創成研究拠点ではAIを使った有機化学と情報科学の融合研究も行っています。世界が注目する研究を一緒にやってみませんか。

◆ コアタイムはありません

 

 朝は9時30分開始です。目安として、平日の授業時間(1~5限)に相当する時間、実験や論文調査、ディスカッションを行っていれば卒論研究が仕上がるように指導します。実験によっては夜遅くなることもあるので、その場合は別の日に早く帰るなどバランスを取りながら研究できます。土曜日に登校を強制されたりしません。計画的に実験を進める人にとって土日は完全休日。博士課程などの意欲的に研究を進めたい学生さんには、土曜日も実験やディスカッションができる環境を提供しています。慣れるまでは休み時間を多くとりながら、やる気になったらトコトン研究できる研究室です。

◆ 研究への貢献には、きちんと謝金を出します

 「実験に時間をとられるとアルバイトができない。」 このような声に応えます。研究室での実験がアルバイトの代わりになるように、謝金を出せるシステムを作りました。外部資金による研究プロジェクトに関係する実験に対しては、学部生であっても実験補助という形で一定額の謝金が出せます。修士では上限額も増します。学生に対しても、プロジェクト研究への貢献に対価を支払うことが主流になっています。当研究室では、これまでのメンバーが頑張ってくれたおかげで、外部資金による研究プロジェクトが採択され、学生の皆さんにも謝金を出せるようになりました。プロジェクト研究の実験補助は、アルバイトをしながら実験の経験も積める有意義なものです。時間の融通も利きます。

◆ 先輩や若手の先生に教えてもらえます

 

 新人にとって研究室の中は分からないことばかりです。「実験の細かい操作やゼミの準備など、先生に直接聞くことは抵抗がある。」という声もよく聞きます。当グループでは、実験に慣れた博士課程の先輩や若い助教の先生、博士研究員が丁寧に研究のイロハを教えてくれます。先輩によっては、「ゼミをうまく乗り切るコツ」を熟知している人もいます。

◆ 就職は心配ない

 

 有機系は不景気でも就職に強いです。これまでの卒業生も順調に内定を得てきました。また、猪熊先生は自身の研究成果を国内外20社以上に技術提供しており、いろいろな企業の情報や人脈をたくさん持っています。最近では、就職に強いとされるAIや機械学習を取り入れた化学研究も行っており、研究者を志す人にも企業就職を目指す人にも様々な選択肢を提供できます。