凍結融解作用を受ける斜面の崩壊予知・災害危険度評価システムの確立
◆研究成果報告会を開催いたしました
「道路政策の質の向上に資する技術開発−凍結融解作用を受ける斜面の崩壊予知・災害危険度評価システムの確立−」として実施された研究の成果報告会が、平成22年5月17日、北海道大学工学部にて開催されました。会場の講義室がほぼ満席になる程度の81名が参加されました。研究概要、室内要素試験、室内模型試験、数値解析、長期現地観測結果、データベース構築に関するそれぞれの成果が発表されました。
さらに、これらの成果を活用するための新たなシステム構築の提案も発表されました。
北海道のような積雪寒冷地の斜面崩壊挙動、特に凍結・凍上の影響や融雪の影響を考慮した取り組みに対して、参加者の皆様が熱心に聴講されていました。
また、報告会の最後には質疑応答の時間が設けられ、今後の研究展開に関する貴重なご意見を伺うこともできました。
なお、本報告会は地盤工学会北海道支部の共催行事として開催させていただきました。
研究成果報告会のプログラムはこちら
報告会の状況です。
三浦 清一 教授 (北海道大学) (研究概要と研究成果活用の新たなシステムの提案)
石川 達也 准教授(北海道大学) (室内要素試験、数値解析)
川村 志麻 講師(室蘭工業大学) (室内模型試験)
岩花 剛 助教(北海道大学) (長期現地観測)
会場の様子(会場後方から)
会場の様子(会場前方から)