特集・研究紹介

工学研究院・工学院の
先駆的な技術を発信します。

No.432 2023年08月号

工学研究者を目指した
ターニングポイント

工学は、数学・化学・物理学・生物学などの自然科学を探究し、それらを基に新たなテクノロジーを創出し、人々の生活を豊かにするための学問分野です。工学研究者は、工学を通して得た成果を社会に還元し、持続的に発展させることを使命としています。一見すると不可能と思えることを、可能とする新たなテクノロジーの創出には課題がつきものです。この課題を克服するために、研究に打ち込むこと自体を楽しみ、その成果を社会に還元できることが、工学研究者である醍醐味の一つと言えます。

今号では、「工学研究者を目指したターニングポイント」と題して、特集1では工学研究院長・工学院長の対談をお届けし、特集2では若手の先生たちに工学研究者を目指したきっかけや経緯、専門分野の魅力について語っていただきました。未来を担う研究者候補である高校生・学部生の皆さんに、工学の面白さや価値、工学に携わる人々の熱意が伝わり、「この後に続きたい!」と思ってもらえるような道標となれば幸いです。

コーディネーター 笹倉 弘理(応用物理学部門 准教授)