留学生コラム 世界の国々から北大へ
北大で始めた第一歩
キムサンウォン
初めまして。私は韓国から来たキムサンウォンと申します。韓国で修士課程を修了した後、新しい経験と優れた研究環境で研究を進めるため北大に博士課程留学を決めました。
現在、機械宇宙工学専攻計算流体工学研究室に所属しており、気泡の計算モデルを提案し、コンピューターによってその物理的現象を究明する研究に励んでいます。研究を一段階発展させるために、スーパーコンピュータ「富岳」を用いた利用課題公募に応募、採択されさらなる研究を進めています。
北海道に来てからもう3年が経ちましたが、その間の経験に基づいて考えると、北大を選択したことは私にとって幸運でした。日常生活において最初は言葉の壁が大きなものでしたが、周りの人たちの親切な助けを通じてだんだん生活に適応するようになり、新しい縁に出会うことができました。将来は日本での計算科学分野で活躍したい気持ちを強くもっていますので、日本語を勉強して日本語能力試験に応募する予定です。
また北大工学部のe3英語課程を通じていろんな国から来た多様な分野の学生たちと友達になることができました。彼らとの交流を通じて大きく異なる文化と考え方を体験して創意的な考え方に大きく役立ち、肯定的に努力する強い意志を持つようになりました。
最後に皆さんも何かに迷っているなら、新しい挑戦を通じて自分の壁を乗り越え、楽しく新しい第一歩を踏み出すことを願います。