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工学部のおすすめスポット

ホッとステーション
【第2回】工学部噴水広場

工学部内のホッと一息できるおすすめスポットを紹介するこのコーナー。第2回は工学部前の噴水とその界隈です。工学部に所属している人でA棟前の噴水を知らない人はいないと思います。それくらい私たちにとって日常の風景となっている工学部前噴水ですが、その周りを散策したり、風景をゆっくり眺めたりすることはあまりないのではないでしょうか。

工学部の玄関を出て噴水側を眺めると、正面に広場とベンチがあり、周囲には様々な植物や樹木が植生されたちょっとした「森」があります。普段は通り過ぎるこの場所も、よく見るとハルニレ、ヤマモミジ、ボタン、ツツジ、シャクナゲ、エゾヤマザクラ、ソメイヨシノなど、じつに多くの植物が育ち、四季を通じて私たちの目を楽しませてくれます。

ところで、工学部の噴水はA棟が完成した昭和46年ごろに造られたそうです。この噴水周りでは、初夏のキャンパス・クリーン・デー、北工会大運動会の懇親会、冬季雪上綱引き大会など、毎年恒例の工学部のイベントが行われます。噴水は半世紀もの長い時間を北大工学部と共に歩み、昭和、平成、令和という時代とともに移り変わりゆく私たちをそっと見守っているような存在なのかもしれません。

さて、工学部玄関を出て右側の13条門方面に進み、樹木や植物を眺めながら「森」を一周ゆっくりと散策するのに10分。天気の良い午後のひとときに疲れた心身をリフレッシュしてみてはいかがでしょうか。(ちなみに、「躑躅」は何と読むかご存知ですか。散策するときっと答えが見つかりますよ。)