
Make new matter!
新しい結晶や物質の創製
新しい結晶や物質の創製
思い通りに物質を操ったり、新しい物質を作ってみたいと思ったことはありますか?
スノーボードは常に進化している新材料が使われていることをご存知でしょうか?
物質の創製というのは原子を使った料理のようなものです、もちろん食べることはできません。私たちの「応用理工学コース」では、手に取れるくらいのものから分子サイズまで、新物質の設計や作製および評価を含む研究を精力的におこなっています。
準結晶:結晶の特徴のひとつに周期性がありますが、準結晶は一風変わった周期性を持つ物質です。例えば二種類の菱形を組み合わせたペンローズタイルを考えてもらえば良いでしょう。
このような新しい秩序構造をもつ物質は現在も発見され続けていますし、これらの物質では通常とは異なる新しい物性の発現が期待されています。
カーボンナノチューブ:炭素でできたナノメーターサイズのチューブ構造ですが、最も強い構造をしており、同時に金属に見られる伝導性や、時には半導体的な性質も発現します。
シミュレーションを駆使すると、1次元的なナノチューブ上で電子がどのように特徴的な伝播を見せるか調べることができます。