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多彩な面々による、
工学研究的フリートーク。

インターンシップ報告

インターンシップのすゝめ

環境創生工学専攻
廃棄物処分工学研究室
修士課程2年 池田 泰良

[PROFILE]

出身地
新潟県
出身高校
新潟県立三条高等学校
趣味
バスケットボール
ひとこと
学生時代にしかできないことに、たくさんチャレンジしましょう。

2018年2月、冬休みの期間を利用して、札幌市内の高層マンション建設現場での1週間の実務型インターンシップに参加してきました。ビルやマンションなどの建設物の天井や床下には、水・ガス・電気等のライフラインを届けるためのパイプやケーブルが必ず張り巡らされています。今回のインターンシップでは、そういった建物内での配管を組み上げる設備工事の工程管理を体験してきました。

今回の実務体験で有意義だったことが2つあります。まず、建設現場のスケールを肌で実感できた点です。100人を超えるような作業員が協力しながら巨大な物を作り上げるところに、物づくりの醍醐味を感じました。2つ目は、大学で学んだ分野が社会でどのように役に立っているのかを実感できた点です。専攻している衛生工学の一環として学んだ下水処理施設や廃棄物焼却施設内の配管などの設計が、実際の建物ではどのように行われているかを目の当たりにしたことは、とても刺激的でした。

国内外を問わず、インターンシップへの参加は、研究室ではできない経験ができる貴重な機会だと思います。就職活動や研究を見直す良いきっかけを与えてくれますので、迷っている方はぜひとも参加してみてください。

ごみ焼却処理場内の配管模型
ごみ焼却処理場の設計演習の様子