学習内容は？
物理実験：超高真空装置の観察
応用物理工学コースでは、まず量子力学、統計力学、電磁気学などの物理学の基礎をしっかりと学びます。これらのカリキュラムは理学部物理学科とほぼ同じで、物理学科志望の方でも十分に満足できると思います。さらに、物性物理学、半導体物理学、光物理学などを学ぶことで、エレクトロニクス、ナノテクノロジー、超伝導工学、量子工学、宇宙工学などの領域に、物理学を応用する力を身につけることができますが、その内容は、エレクトロニクス系の学科で学ぶ内容よりも深いものとなっています。最後に卒業研究で実際の研究現場を体験することができます。これらによって、卒業後に研究・開発に従事してから直面することになる、様々な問題に対処する能力を十分に身につけることができます。
また、英語の文献読解能力、プレゼンテーション能力などのコミュニケーション能力を身につけるためのカリキュラムも、もちろん用意されています。