国土政策学コース 未来をみて、国土政策の新しい道を拓く

世界では今、市民生活の質の向上のために社会基盤の構築が活発に行なわれています。同時に、市民生活を自然災害から守り、人類活動と自然環境の融合のためにも社会基盤は不可欠です.社会基盤の構築は経済活力の創出に役立ちますが,社会基盤の長期的な維持補修を経済活力を保持しながら進める知恵も世界中で求められています。21世紀における持続的発展が可能な社会の実現を目指して、社会基盤のシステムや各構造物のパブリックデザイン、防災技術、環境保全・再生および資源循環など多岐にわたる国境を超えた課題解決が必要となっているのです。

本コースでは、広域的かつ包括的で高度な技術に裏打ちされた社会基盤政策の立案と執行を行なう社会基盤のプロデューサーを育てます。最初の数年間に、土木工学を基礎として、社会基盤整備に必要な政策、計画立案、都市デザイン、計画システムの基礎を学びます。次に、自然環境と社会環境の両者に基づいた空間的な配置やネットワーク計画などについて学びます。これにより、未来の課題解決に向かって社会基盤施設を計画・建設するための政策を立案・評価し、それを執行する能力を持った,「技術のマネジメント」に秀でた人材を育成します。

本コース終了後は,「技術のマネジメント」能力の深化と,国際的素養涵養のために大学院への進学が期待されています.

カリキュラム概要

こんな人におすすめ

国家公務員、地方公務員として国土および地域計画に携わってみたい人、社会基盤を設計・評価し、それを社会問題の解決に役立てるような仕組みを手掛けてみたい人を支援し育てるコースです。自分で問題を探して解決策を考え、それを社会で役立てようとする人、他人から与えられるものをやるのではなく、自分から能動的に物事に対処し、活躍したい人を求めています。このような人になるためには、深くて広い専門的な知識が必要となりますが、それを吸収できるような粘り強い性格の人におすすめです。

卒業後の進路

国家公務員・地方公務員・シンクタンク・コンサルタントなどにおける政策立案者、JR・電力・高速道路会社・建設業などにおける専門技術者、大学や研究所などでの教育・研究者、デベロッパーや国際協力機構などにおけるプロジェクト担当者など幅広い分野で活躍しています。

先輩の声

大学院工学研究科北方圏環境政策工学専攻 修士課程1年 河野 由紀(北海道札幌西高等学校出身)

あなたは今、将来やりたいことが決まっていますか?私はコースを選ぶとき、まったく決まっていませんでした。このコースを選んだのは、学ぶ学問領域の広さを感じたからです。

私は現在、交通系の研究室に所属し、環境問題が都市計画に与える影響について研究しています。日常生活との関連性を感じ、やりがいを持って取り組んでいます。何よりもこのコースを選んで良かったと思うことは、コースの仲の良さです。これは私たちの学年だけでなく、代々受け継がれているこのコースの伝統です。このことは、学生生活の大きなよりどころになっています。