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オープンキャンパス実施

8月3日(日)・4日(月)の2日間にわたって,工学部をはじめ学内でオープンキャンパスが実施されました。 工学部は,ものつくりの面白さと工学の魅力を身近に感じてもらい,積極的に工学を目指す高校生が増えることを期待して毎年参加しています。 今年度は,新たな企画として「工学部入試コーナー」を始めました。 従来からの「体験講義」,「研究施設探訪」,「研究室体験」,「先輩と話そう」などの企画と並列して実施し,高校生だけではなく保護者への情報提供も可能になりました。

1日目の自由参加プログラムでは,入学式に引き続いて,鬼柳善明教授の「マテリアルを探る,ガンを治す,量子ビームの様々な世界」, 小川恭孝教授の「暮らしを支えるワイヤレステクノロジー」の2講義と, マルチビーム超高圧電子顕微鏡など8つの施設で研究施設探訪が行われました。 参加者数は932名(昨年より31%増,道外116名,道内816名)と,昨年よりも多くの参加者がありました。 特に道内からの参加者数の増加は257名にもおよびました。 会場に入りきらず,床や階段に座らざるを得ない状況でした。今年は施設探訪,「先輩と話そう」と並行して,「工学部入試コーナー」が新たに企画され各学科より1名の教員による説明に当たりました。 多くの高校生や保護者がこの新コーナーを訪れ,パンフレットだけではよく分からない各コースの特徴や,入試に関する質問などで大変盛況でした。 「先輩と話そう」では,工学部4学科16コースから33名の院生が参加,自分の研究を紹介するとともに, 高校生らの質問に答えて工学部や大学院の生活の様子などを親身に語っていました。

2日目の高等学校生徒限定プログラムは,森田隆二・馬場直志教授の「光の科学:原子から宇宙まで」,中辻隆教授の「身の回りの交通問題を考える」の2講義のあと, 午後からは機械知能工学科スマートメカニズム研究室など25研究室で研究体験が行われました。 修了式では,145名(昨年とほぼ同数,道外25名,道内120名)の参加者一人ひとりに受講証書が手渡されました。 2日目も道内からの参加者が昨年より11名増えました。大変よい雰囲気の中で無事終了し,アンケートには工学に対する親しみが一層増したとする記述が多く見受けられました。

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