明楽グループ   北海道大学大学院工学院 応用物理学専攻 物性物理工学研究室
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北大大学院工学院 応用物理学専攻 物性物理工学研究室 鈴浦グループ 江上グループ

研究室での毎日「こんな人に向いています」
 
 本グループでは、解析計算and/or数値計算により研究を行っています。したがって、数学の得意な人、コンピューターの好きな人にぴったりです。数式を長時間見ていることが苦痛な人は、言うまでもないことですが、この研究室には向いていません。数値計算は、几帳面にプログラムを書くということが要求されますが、やってみれば大抵の人はできます。

 研究には、時間と根気が必要です。理論の場合は、長時間数式やプログラムと格闘しなければなりません。計算が合わなくて困ることはしばしばで、そのようなときには何時間も式のチェックをしたりプログラムをにらむ根気と時間がいります。

 4年生から始める人については、4年の初めから大学院まで一貫した研究テーマを設定し、達成度の高い研究を完成していただくことにしています。ですから、大学院まで一貫して研究が続けられる人に向いています。

 大学院から始める人ももちろん歓迎です。ただし、学部で履修してきた内容によっては基礎事項の学習に時間がかかることを承知しておいて下さい。

 理論研究では、研究室に出てこなくてもできることがありますが、学生も原則的に研究室で研究するという方針をとっています。それは、一人で行う勉強や計算の他に、議論が必要だからです。教員と議論するのはもちろん、学生同士で議論することも奨励しています。相手に自分の研究について話すことは自分の考えを整理することに役立ち、頻繁な議論の効用は卒論発表での質疑応答にはっきり現れます。このような議論をするために、研究室のメンバーがいる時間帯に在室することが必要になるのです。

 グループのゼミは、週1回で2時間程度で、学生が研究の進捗について報告しそれに関する議論を行います。4年生は、はじめのうちは大学院生の発表を聴いて発表の仕方を学び、研究をスタートしてから登板します。前期は教科書の輪講も行うので、合わせて週に2回グループ全体で勉強することになります。夏休み・冬休み・春休みの間、ゼミと輪講は休みになりますが、研究は各自の進捗に応じて行うことになります。
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