本研究室で学び得たものは、正解が分からない問題に取り組む姿勢です。 この正解が分からない問題に取り組む姿勢は、大学生活の中では研究室でしか学べないと思います。 研究室に配属される前の皆さんは、正解が分からない問題といわれても想像が付き難いと思いますが、 ほとんどの研究の目的は今まで分からなかったことを明らかにすることです。
研究を進めていくなかで、実験を継続して行うことの重要性を学びました。 なにごとにおいても基本は継続であることを実感しました。 また、今まで経験したことのない実験上の問題にも数多く遭遇しました。 その度に、諦めずに難題の解決に取り組んできました。
そして、日々の情報収集の大切さや発想の転換の重要性を学びました。 発想を柔軟に転換するためには、多くの情報を基に自分自身を客観的に観ることが必要であることを学びました。
さらに、週一回のゼミでの定期報告によりプレゼンテーション能力が向上したと思います。
これらの経験は、今後私の人生において財産となると思います。 最後に、本研究室の苦楽を共にした学生同士の繋がりは、学年の垣根を越え強いです。 この絆は、研究室を離れても続くと思います。 このような仲間を得ることができたことも大きな財産になると思います。