我々のグループでは、時空間制御光波を使った新しい分光手法の開発と、その手法を利用した新規物性探索および機能制御を目的とした研究を行っています.
第71回 応用物理学会 春季学術講演会(東京都市大学)で松本(B4)が発表を行いました.3月25日(月)に行われた卒業式後に撮った写真です.おめでとう.
銅酸化物高温超伝導体Bi2201の時間分解分光 に関する論文(室工大、ヨゼフステファン研究所との共同研究)が出版されました. この物質は最大Tcが低いため、Tc以上に存在する擬ギャップと呼ばれる電子状態(図の青色領域、低温の赤色領域は超伝導応答)のダイナミクス特性が顕著となります.
光渦パルスを使った超伝導の時空間相制御 に関する論文が出版されました.波面に位相特異点を有する光渦の強度暗点を利用して局在的な超伝導が形成されることを実証しました.