2004年4月1日付けで高木睦教授が大阪大学・生物工学国際交流センターから赴任し、動物細胞培養工学/再生医工学を専門分野とする本研究室を始めました。
動物細胞培養工学とは、インターフェロンや抗体などの医薬品を動物細胞を用いて大量に生産するための工学で、医薬品産業に不可欠な学問分野です。
また、再生医工学とは、移植治療を目的としてヒト細胞を増殖、分化、三次元化など加工するための工学で、未来医療“再生医療”の実現への貢献が期待されています。
特に、再生医療の実用化に必須な、安全に、安定に、安価にヒト細胞を加工するための新分野セルプロセッシング工学の確立を目指しています。