17年11月07日の活動


今後の活動内容方針の確認


 初めにこれまでの若手会での議論を元に今後の活動内容方針を確認しました。活動内容は以下のようになっています。

(1)外部企画(講演会について)

北大内部もしくは外部から先生を呼び,講演を行っていただく
施設見学会を行う

(2) 定例会企画(若手会現参加者の中で行う)

相互の研究紹介
互助レクチャー会(他分野で用いられている用語の意味を知るなど)
研究室ツアー(実験装置などを見学し,説明を聞く)



具体的な活動内容についての議論


 次に外部企画,定例会企画それぞれについて具体的にどのような活動を行っていけばよいかということについて議論を行いました。

(1)外部企画(講演会について)

 講演会の内容については,この若手会の目的である「プロジェクトを(将来)発案・実行できるような研究者となる」ということをテーマとして具体的には以下の内容が提案されました。

研究者としての心構え(何が必要か,何を学ぶべきか,その具体的なプロセス)
プロジェクト立ち上げまでの経験談(具体的な経緯,準備など)
研究費をどのようにして獲得したか(具体的な戦略)

(2)定例会企画

 他分野で当然のように用いられている用語がよくわからないという意見や,他の研究室で用いられている実験装置のことをもっと知りたいという意見が出されました。これらの意見を元に以下の内容で企画を行うことが提案されました。

廃棄物,資源,社会基盤Gごとに用語,実験装置についてまとめて発表する
他分野のわからない用語について簡単なディスカッションを行う
さらに内容を深く知りたいことについて具体的な項目をまとめて次回,再度質問,ディスカッションを行う



第1回定例会企画


 第1回として廃棄物処分工学研究室の岡田さんから廃棄物,資源,社会基盤グループのキーワードの一覧が示され,これについてお互いわからない用語の意味を質問し合い,具体的には以下の用語について互いの共通認識を高めました。

[活動風景のレポート]

 今回、出席者されたのは廃棄物G、社会基盤Gの方々だったので、この2分野についての話でした。今回、廃棄物からはごみの性状分析項目、各種試験方法、評価項目などについて簡単にレクチャーしました。廃棄物の分野で使われるTOC,BOD,COD,T-Nなどは社会基盤の皆さんにとってはやはり馴染みのないもののようです。廃棄物分野の皆さんもそれぞれ得意とする研究分野があるので、各項目ごとに分かりやすく説明して頂きました。 同じく社会基盤Gの研究分野における凍結融解、クリープ、疲労、アルカリ骨材反応など、廃棄物を研究する方々には聞きなれない言葉でした。今回、試験的にこのような企画を行いましたが、研究発表における質疑応答では到底聞けないような基本的なことを研究に携わっている方から直接説明して頂いたのは大変有意義だったと感じます。



 今回、地圏フィールド工学研究室 奈良さんが初めて若手会に参加してくださいました。様々なご意見を下さり、今後の活動を話す上でも大変円滑に進めることができたと思います。
 次回は、その奈良さんが現在取り組まれている研究の紹介をして頂きます。

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